カーネーションの花言葉
カーネーションの基本情報
英名 | carnation, clove pink |
---|---|
学名 | Dianthus caryophyllus |
別名 | オランダセキチク |
科 | ナデシコ科 |
属 | ナデシコ属 |
季節 | 2~5月 |
花色 | 赤、白、黄、橙、桃、紫、複色など |
カーネーションの特徴は?
毎年5月の第二日曜日、「母の日」の贈り物として定番となっている花です。その時期になると花屋さんに多くのカーネーションが陳列されますが、切り花となると季節を問わず、一年を通して流通しています。というのも、カーネーションは日本において非常にポピュラーで、キクに次いで国内第二位の出荷量を誇るのだそうです。
よく見られる一輪咲き以外に、一つの枝に複数の花を持つスプレー咲き、さらにナデシコに似た形の花をつけるダイアンサス系などがあり、花の色合いも実に多様で鮮やかです。
カーネーションはいつの誕生花?
2/16生まれの有名人
オダギリジョー
高倉健
カーネーションの名前の由来って??
属名であるダイアンサスは「神の花」を意味するギリシア語です。ギリシア神話において、ソニクスがカーネーションを用いて冠を作り、アポロンの神殿に飾ったとの逸話があります。カーネーションという名前自体の由来としては諸説ありますが、古く西洋で冠飾り(coronation flowerと言う)に使われていたことから、この”coronation flower”が変化して呼ばれるようになったという説があります。
カーネーションの魅力
白色や黄色、赤色にピンクなど多様な花をつけ、そのどれもが非常に鮮やかな色彩を呈するために観賞用として広く親しまれています。また、種類によっては濃厚でフローラルな、アロマのような香りを楽しめるものもあるようです。
4~6月に開花を迎えることが多いカーネーションですが、キチンと管理してあげれば長い期間、例えば冬の直前まで楽しむことができるのも良い点と言えるでしょう。
カーネーションに関連する商品
カーネーションを贈ろう
「カーネーションを贈る」と聞いて、多くの人が真っ先にイメージするのが母の日のプレゼントでしょう。そもそも、どうして「母の日にはカーネーション」となっているのかと言うと、起源は1900年代初頭のアメリカまで遡ります。アメリカ南北戦争で負傷兵の救護に活躍した女性の追悼集会において、その娘が母の好きだった花として”白いカーネーション”を献花したと言われています。このことをきっかけに「母の日にはカーネーション」という風習が生まれたとされています。
しかし、一般に母の日に贈られるのは起源にある”白”ではなく、”赤”のカーネーションです。これはカーネーションがその色によって異なる花言葉を持ち、存命の母に贈るには”赤”の方が適切だと考えられているからです。
このようにカーネーションはその花の色ごとに、多様な意味を持つ贈り物となります。母の日に限らず、贈る相手に合ったカーネーションを見定め、その鮮やかな色合いを楽しんでもらうと良いでしょう。