アンスリウムってどんな花?
アンスリウムの基本情報
英語名 | tail flower, flamingo lily |
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学名 | Anthurium Schott |
別名 | ベニウチワ、オオベニウチワ |
科 | サトイモ科 |
属名 | ベニウチワ(紅団扇)属 |
季節 | 通年 |
花色 | 赤、白、ピンク、緑、紫など |
熱帯産のアンスリウムの仲間は、花を観賞する種類と葉を観賞する種類があります。最もポピュラーなものは「アンスリウム・アンドレアナム」。幅広いハート形の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、つやつやとワックスをかけたように光沢があります。実際の花は突き出た尾のような部分に密生していて、肉穂花序と呼ばれます。
強烈な個性を放つアンスリウムは、色は赤が一般的ですが、白、緑、ピンク、紫系もあります。開花期は春から秋までの多年草です。
アンスリウムの名前の由来は?
アンスリウムは、ギリシャ語で「花」という意味のanthosと「尾」という意味のouraが語源となって、英語の Anthurium になりました。ハート形の花の真ん中に伸びる棒状の部分が「尾」のようにみえるからですね。また、種名のアンドレアナムはフランスのアンドレ(E.F.Andre,1840-1911)という園芸家の名前に由来しています。
和名の大紅団扇は、ハート形の紅い仏炎苞がウチワのように見えることから名づけられました。
アンスリウムはいつの誕生花?
1/22 千葉真一・中田英寿
3/17(ピンク) 豊臣秀吉・香川真司
7/29 (赤) 秋吉久美子・ちゅうえい
8/8 天海祐希・東野幸治
8/25 (白) コシノジュンコ・岡田武史
12/1 武田信玄・長谷川理恵
アンスリウムの魅力と花言葉
■アンスリウムはここが素敵♡
アンスリウムの最大の魅力は何と言ってもハートの形とつやつやの光沢でしょう。一般的な深紅の花は特に鮮やかで魅力的です。白やピンク、グリーンなどの色の花も、それぞれに個性がありモダンで華やかですね。
アンスリウムは、日本では一般的に鉢物か切り花で観賞しますが、花が長く楽しめるのも魅力のひとつ。鉢花はもちろん、切り花でも1か月くらい楽しめます。お部屋の中に置くだけでも雰囲気が変わりそうですね。
■アンスリウム の花言葉はとってもロマンティック♡
アンスリウムの花言葉は「情熱」「恋に悶える心」「煩悩」と息苦しいような激しい恋を感じさせますが、鮮烈な真っ赤な色と、ハート型からの連想でしょう。ハワイでは「Heart of Hawaii」と呼ばれ、バレンタインデーにアンスリウムを贈る習慣があるそうです。また色別の花言葉もご紹介しましょうね。
赤は「情熱」白は「熱心」ピンクは「飾らない美しさ」そして緑は「無垢な心」です。また西洋の花言葉は「Hospitality」まさに「おもてなし」です。
アンスリウム・恋に効く風水
アンスリウムは恋愛運に効果あり!と言われます。特におすすめは赤やピンクのハート型。やや楕円のたまご型もありますが恋愛、結婚の運気を高めるにはハート型を選び、西側に置くこと。真っ赤なアンスリウムは恋に悩んだ時にはエネルギーをもらえますよ。また白は玄関に置くことで外から入ってくる悪い気を防いでくれるそうです。
アンスリウムの置き場所・水やり・種類
アンスリウムは直射日光を嫌います。カーテン越しの優しい日差しか、耐陰性もあるのでベッドルームにおくのも◎。空気を浄化してくれます。水は土が乾いたらやっぷりあげましょう。でもやりすぎは枯らしてしまうので気をつけて。鉢皿に残った水は必ず捨てましょう。ハイドロカルチャーはおすすめです。
真っ赤なハート!これぞアンスリウム
アンス・チャンピオン
赤い花と白い鉢が美しい5号サイズです。紅白のコンビネーションは、母の日など、お祝い事のギフトにもぴったりですね。
長持ちする観葉植物なのでお手入れも簡単。水やりを忘れても大丈夫。メッセージカードもつけてくれます。
優しいピンクで恋愛運もアップ
アンスリウム ピンク
ピンク色が愛らしいアンスリウムは6号の黒い鉢入り。品種改良が進んでいるので一つの花が一ヶ月も楽しめます。半日陰で10〜30度で管理しましょう。
水やりは一週間の1〜2度程度。時々液肥もあげてください。
人気のバイカラー
プリンセス アマリアエレガンス
白にピンクから赤が入る人気のバイカラーのアンスリウムです。艶やかな葉も見事です。水と肥料を的確に与えれば、一つの花が3ヶ月も持つという驚きのアンスリウム。
病気や虫もつかない優れもの。世話が簡単というのは大切なポイントです。
アンスリウムを贈ろう
アンスリウムは、花も葉もつやつやと美しく南国ムードいっぱいの個性的な花。お部屋に飾るだけで雰囲気がぱっと華やかになりそうです。家族や友人のお祝いなど、いろいろなシーンにマッチするのではないでしょうか。
ギフトには鉢植えも切り花もおすすめです。花もちが長くお手入れも簡単で、花が終わっても光沢ある葉を楽しめます。