スカビオサの花言葉
英名 | pincushion flower, scabious |
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学名 | Scabiosa spp. |
別名 | マツムシソウ、セイヨウマツムシソウ |
科 | スイカズラ科 |
属 | マツムシソウ属 |
季節 | 5~10月 |
花色 | 青、紫、黄、白 |
スカビオサの特徴は?
スカビオサは高原のお花畑を爽やかに彩るかわいい花です。別名のマツムシソウは、昆虫のマツムシが鳴く6月~9月頃に咲くことから名付けられました。
原種は濃い黒紫ですが、品種改良されて現在は様々な花色のものが出回っています。一般的なものはヨーロッパ原産で一年草のセイヨウマツムシソウと、コーカサス原産でコーカシカと呼ばれる多年草で大輪のコーカサスマツムシソウがあります。
古くから俳句にも詠まれていて、秋の季語としても有名な花です。外側の花弁は大きく広がり、小花が集まって大きな頭状花を形作ります。主役を引き立ててくれる存在の花として親しまれています。
スカビオサはいつの誕生花?
7/30生まれの有名人
ジャン・レノ
堀内賢雄
スカビオサの名前の由来って??
皮膚病の薬として用いられていたスカビオサ。疥癬(かいせん)と呼ばれるダニの一種による感染症に効くことから、ラテン語で疥癬を意味するスカビオサという名前がつけられました。
和名のマツムシソウはマツムシが鳴く頃に咲くことから名付けられたと言われています。また、花が散った後の姿が松虫鉦(マツムシガネ)という仏具に似ていることが由来という説もあります。
スカビオサの魅力
小さな花がたくさん集まって咲く、フリルのような可愛らしい姿が魅力的なスカビオサ。花が散った後もくす玉のようで可愛らしく、ドライフラワーや切り花として利用されている品種もあります。
耐寒性が強く、根が張ると乾燥にもかなり耐えることができます。初夏を過ぎたころの湿度に気を付ければ栽培の難易度もさほど高くありません。ガーデニング中級者向けです。
スカビオサは紫色が主流です。ヨーロッパでは紫色は「悲しみ」を表すことから「私はすべてを失った」「不幸な愛情」などの花言葉がつけられていて、西洋では哀悼を込めて未亡人に贈られていた花でした。人の悲しみに寄り添える優しい花です。
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スカビオサを贈ろう
様々なタイプが存在するスカビオサは、鉢植えや切り花はもちろん、プリザーブドフラワーやリースとしても楽しむことができて贈り物としてもオススメの花です。
小花が集まって咲くフリルのような姿は愛らしく、落ち着いた色合いは清楚さを感じさせ、女性に大人気の花でもあります。
栽培の難易度もそう高くないので、ガーデニングを趣味とする方にも好まれます。古くから秋の季語としてたくさんの俳句に詠まれているスカビオサは、大人の贈り物に最適です。