サルビアの花言葉
サルビアの基本情報
英名 | scarlet sage |
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学名 | Salvia splendens |
別名 | ヒゴロモソウ |
科 | シソ科 |
属 | アキギリ属 |
季節 | 7~11月 |
花色 | 赤、紫、桃、白 |
サルビアの特徴は?
単にサルビアというと「サルビア・スプレンデンス」を指すのが一般的ですが、実は約500種類もの品種が存在し、ハーブなどに使われるセージもその仲間です。
濃い緑色の葉が密に茂り、濃く明るい赤色の筒状の花が長い穂になって艶やかに咲く姿は、ドイツの博物学者フンボルトがサルビアをヨーロッパに伝え広めたのち、ビクトリア朝時代のイギリス人たちに熱烈な人気を集めたといわれています。
明治時代中頃に日本に渡来しました。緋色(黄色みがかかった、鮮やかな赤色)の花が衣を纏っているように見える姿から「ヒゴロモソウ(緋衣草)」という和名が付けられ、壮麗に咲くサルビアは洋風の庭づくりに重宝されました。
緋色が一般的なものの、園芸品種には紫・白・サーモンピンクなどの花色があります。開花期は7月から10月にかけてと長く、夏と秋のベランダや庭を鮮やかに彩ります。花びらが落ちたあともしばらく残り続ける、緋色のがくを鑑賞することも楽しみ方のひとつです。
サルビアはいつの誕生花?
9/21生まれの有名人
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二階堂ふみ
サルビアの名前の由来って??
サルビアの一種が健康増進のための薬として用いられたことから、ラテン語で「健康である・健在する」の意味を持つsalveoが語源となってその名が付けられました。salveoはフランスでsaugeと呼ばれ、その後イギリスでsageに変化しました。英語で「賢人」という意味を持つsage(セージ)は、青・紫色のサルビアの花言葉である「尊敬」「知恵」に由来します。
赤色(緋色)のサルビアの花言葉「燃える思い」は、その情熱的に咲く花の色が由縁となります。また、花の色に関わらず、「家族愛」「良い家族」という花言葉も存在します。
サルビアの魅力
性質や育て方がそれぞれ異なる500を超える品種があり、好みの花色や育て方を選べるのが魅力です。定番品種には「ホットジャズ」「ボン・ファイヤー」などがあり、花色が赤と白のツートンカラーで咲く「トーチライト」という面白い品種もあります。
夏から秋にかけて長い間主役として見劣らないサルビアは、草丈20cmほどにおさまる園芸品種も存在し地植え・鉢植えもできるので、花壇の花として普及しています。ただ、サルビアの甘い蜜はわずかながら毒があり、日当たりや水はけのよい土壌を好むものの夏の直射日光には弱いので、扱いには注意が必要です。
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サルビアを贈ろう
夏から秋にかけては主役として、開花期が過ぎてもがくの鮮やかさを楽しめるのがサルビアです。花言葉「家族愛」にちなんで家族の結婚記念日や誕生日にプレゼントしたり、大好きな相手への「燃える思い」を情熱的な緋色のサルビアに代えて贈ったりするのもいいですね。ポジティブな印象の花言葉を持つサルビアは、贈り物にぴったりです。ぜひ大切な人にプレゼントしませんか。