離乳食グッズはかなり進化してるのです
生後6か月ともなれば大人の食事に興味が湧きはじめる頃。手を伸ばしたり物欲しそうにしている様子が見られたりしますよね。
離乳食は「おっぱい・ミルク以外の食べ物がある」ことを知る時期。まだまだお世話で忙しいママは、時短グッズや家事ラクグッズをフル活用して乗り切りましょう!
離乳食用のアイテムというのは、すでに離乳食を卒業したママから「こんなものがあったなら使いたかった!」という声があがるほど進化しているんですよ。これからのママも、既に卒業したママも、間もなく離乳食デビューをする子のために、いろいろとチェックしてみてくださいね。
そろそろ離乳食デビューの時期♡どんなグッズがいの?
今は食物アレルギーを持つ子も少なくないので、離乳食の時期をやや遅らせる傾向がみられますが、早かれ遅かれ離乳食は必ず通る道。
離乳食が始まると「好き嫌い」や「食べてくれない」といった新たな悩みが増えますが、それは子供が成長している証です。
ママでさえ1人目にはなかったグッズが2人目の時にはあったりと、ギャップを感じることもあるんですよ。
■離乳食セットや調理セットなどのグッズや調理器具は必ず必要?
ほんのちょっとしか食べない子や食事に興味の薄い子の場合は不要という考え方もできますし、「家にあるもので代用できる」と考えるママさんもいるでしょう。ですから、結果としては『必ずしも必要ではない』という回答が正解かもしれません。
必ず要るグッズではないけれど、あったら便利、というスタンスでアイテムを探すのが◎。離乳食用のアイテムは使う期間が短めですから、離乳食完了後も使えるものなど単価や効率を考えながら選ぶのが良いでしょう。
あったら便利&あってよかった♡離乳食グッズ10選
ここからは、離乳食の手間を少しでも楽にするためのアイテムを10選ご紹介します。使い勝手や可愛さ、アイデア満載のグッズがたくさんありますよ。
お友達など周りに同じくらいの月齢の子がいるなら、自分がプレゼントをするつもりでアイテムをチェックしてみてくださいね。
こんなのがあったら…が実現しているかもしれませんよ!
■離乳食は一度に作って冷凍!に便利な「フリージンググッズ」
お粥や果汁など、「1回に使う分は少ないけれど、1回ずつ作るのは手間がかかりすぎ」な離乳食の冷凍保存に便利なのがフリージンググッズ。
冷凍しておけば必要な時は解凍するだけですぐに使えて、時短にもなります。
冷凍するモノごとに大きさの違うトレーを使えば、冷凍庫の中にさまざまなストックを作ることができますよ。
製氷皿よりも柔らかい素材なので取り出しがラクラク♪
【Richell(リッチェル)】わけわけフリージング ブロックトレー(1ブロック容量25ml 8ブロック)2枚入り
離乳食の進み具合に応じて容量違いがあるフリージングトレーです。フタ付きなので、重ねて冷凍庫に入れておくこともできますよ。
容量は15ml・25ml・50mlの3種類。果汁、お粥、野菜スープなど保存するものに合わせて容量を変えられるので便利なグッズです。
■外食の時には携帯したい「フードカッター」
自宅での離乳食は包丁もキッチンバサミもすぐに出せるのであまり気にならないのですが、「あると良かった~」と思うのは、出先で子供に食事を取り分けるとき。
大人用のサイズでは子供の口には大きすぎて、箸で細かくするのは難しい食材も多いですよね。そんなときにあると便利なグッズがフードカッターです。
「ヌードルカッター」や「フードカッター」などいくつか種類がありますので、離乳食の進み具合に合わせて用意したいですね。
食洗器OK!お肉も野菜も切れる万能カッター
【Combi(コンビ)】ベビーレーベル お肉も切れるフードカッター(パープル)
加熱調理されている食材なら、ほぼすべての食品が切れる便利グッズです。ベビー用品大手の1つであるコンビのアイテムですから安心度も高いですよね。
家でも外でも、これがあれば子供の口に合わせて食材を小さくできます。
離乳食が始まったら、早めに用意したいアイテムの1つですよ。
■離乳食始まりから完了期まで、いつでも必要なグッズ「防水スタイ」
離乳食が始まっても、まだ手と口の連動がうまくいかないのでお洋服はドロドロに。お洗濯ものを増やさないために必須なのが、俗に「お食事エプロン」と呼ばれる離乳食グッズです。
「防水スタイ」「お食事ビブ」などいくつかの呼び名があり、ちょっとずつ特徴が違います。どれが使いやすいか試す必要があるかもしれませんね。
1食で1スタイは必要。だから何枚か用意すると◎
【bumkins(バンキンス)】油が落ちるスタイ3点セット
離乳食の初期は油を全く使いませんが、それでも1枚でやりくりするのはほぼ無理。洗う余裕がない場合でも使えるように何枚か必要なものです。
コチラは油汚れも洗い落とせるタイプなので、初期から完了期まで長く使えるグッズになりますね。
■離乳食でこぼすのは食品だけとは限らない!「コップカバー」
離乳食の時期は、哺乳瓶からスパウトやストローに移行する時期とも重なりますよね。特にストローになると、コップ自体をひっくり返すなどして液体をぶちまけることも増えます。
こぼしたものを拭いていてちょっと目を離した隙に何かを食べたりいたずらをしたり、というのはよく聞く話。コップを倒しても液体が飛び散らないようにする優れグッズがこちらの「ストローが挿せるコップ専用カバー」なのです。
スマートにぶちまけ防止。大人のコップにも!
【Bitatto Mag(ビタットマグ)】コップにかぶせる ビタットマグ(クリア)
ストローを挿す穴が開いているので若干のこぼれはあるものの、テーブルふき取りの手間が軽減するグッズです。
シリコン製で、使い方は伸ばすようにしてコップ表面を覆うだけ。コップの直径が合えば、大人のグラスなどにも使えますよ。
離乳食時期だけでなく、幼児期まで重宝するアイテムの1つです。
■便利グッズの1つ、お食事エプロンは長袖やロングタイプもおすすめ♪
先ほど袖のないタイプのお食事エプロンを紹介しましたが、離乳食の中で「手づかみ食べ」が始まると、身頃だけでなく袖口も濡れたりベチョベチョになります。
夏場なら半袖なので腕を洗えば済みますが、冬場は腕まくりするには寒いですし、毎食後に着替えていたら洗濯物が増えるばかりできりがありません。
その時に「あってよかった」と思えるグッズが「長袖」タイプと「裾長」タイプのお食事エプロンなのです。
ダイソーなどの100均では手に入れられない「長尺」エプロン
お食事エプロン 長袖 ロングタイプ
身頃と腕は結構注意するのですが、意外と忘れているのがズボン。椅子に座っている場合はももの部分にいろいろとこぼすことも多いですよね。
離乳食は原型をとどめていないゆるゆるのものが多いので、床を見たらビックリするほど食べこぼしがあることも!
長袖タイプは袖口を保護、長尺は膝上をガードしてくれるグッズなのです。
■母乳中心の赤ちゃんにいかが?「離乳フィーダー」
完母(かんぼ=完全母乳(母乳のみで粉ミルクを飲まない))の赤ちゃんの場合、離乳食の始めにつまづきやすいのが「哺乳瓶」。最初のうちは果汁や麦茶などを飲ませるときに哺乳瓶を使うことが多いのですが、ゴム乳首を嫌がって飲んでくれない場合も。
そんなときは、ちょっと先のステップである「スプーン」に先に慣らしてしまいましょう。
遊びながら「自分で食べる」感覚を養う!
【kidsme(キッズミー)】4か月からの離乳食フィーダー チューチューモグフィ【日本正規品】
サック(吸い口)・本体・持ち手(カップ部)と分解でき、薬液・煮沸・電子レンジスチーム消毒OK(本体だけはレンジ消毒不可)。
本体以外はシリコン製。カミカミにもゴックンにも対応し、ミニコップとしても使える多機能アイデアグッズです。
赤ちゃんが自分で持って吸いながらカミカミして食べるスタイルなので、赤ちゃんの「やりたい!」にも応えママのイライラも軽減できるナイスな商品ですね♪
■炊飯と同時にお粥も!「おかゆクッカー」
先輩ママさんたちのなかで、高確率で「あってよかったもの」に挙げられるのがおかゆを作る道具。赤ちゃんのお世話をしながら「離乳食をコトコト」はとてもやっていられません!(笑)
おかゆ作りを少しでも楽に時短するために考えられた調理器具が、この「炊飯器でお粥が炊けるグッズ」なのです。
重ねて収納できるので場所もとらない
【Richell(リッチェル)】炊飯器用おかゆクッカーE
離乳食の定番、10倍粥もラクラク作れる便利な調理用品です。すり鉢機能も付いているので、「炊く・すりつぶす」が1度にできます。
炊いたご飯からお粥を作れるグッズ「電子レンジ用おかゆクッカー」もありますので、どちらが便利かはお好みでどうぞ♪
■汚れものはなるべく持ち歩きたくない!「使い捨てヒブ」
離乳食が始まってからの外出は持ち物も汚れ物もいっぱいになりますよね。特に食事エプロンは家にいるときのようにすぐに丸洗いするのが難しいので、「とりあえず拭き取って、家で洗う」方も多いのでは?
そんな時に便利なのが「使い捨て」タイプのグッズ。持ち歩く際の匂いや汚れを気にせずに済むというのは利点ですよ。
おしゃれで画期的!ひもじゃなくてマジックテープなのです
【Bibsters(ビブスター)】マジックテープ式 使い捨てビブ 乳幼児用 12枚入り
アメリカからやってきた、画期的な離乳食エプロンです。
何がすごいかって?
日本製の使い捨てエプロンは首の後ろで「ひも結び」するのが一般的。ところがこの赤ちゃん用グッズは「マジックテープ」なのです。使い捨てなのに!ですよ。
ジップ付きビニール袋に個包装されているので、持ち歩きもラクラクです。
■王道の離乳食グッズ「調理器具」
赤ちゃん用食器は「可愛いもの」や「経済性」「幼児期にも使えるもの」など効率を重視しますが、調理器具というのはどんなポイントで選んだらよいか分からないというプレゼンターさんもいらっしゃるかもしれません。
育児経験のある皆さんからは「重ねて収納」「フタ・ケースつき」といったキーワードが聞かれます。裏ごし・すりつぶしなど一式がセットになった離乳食調理グッズは離乳食以外の用途でも使えるタイプに人気があるようです。
これはアイデア!「茹でる・蒸す」もできる調理器具
【EDISON(エジソン)】離乳食調理セット ママごはんつくって
離乳食でよく使う「つぶす」「裏ごしする」だけでなく、「切る」「蒸す」まで対応したセットグッズです。
「使い勝手は人による」というレビューがある一方で「離乳食が終わっても蒸し器として使ってます」「離乳食には大きいサイズだけどその大きさが良い」といったレビューも。
受け皿に傾斜がついていて、すくいやすい設計となっています。
■離乳食以外にもいろいろ使えるグッズ「チョッパー」
離乳食で大変なのが、食材を細かくする作業。特に離乳食後期になってくると、みじん切りなどの手間は侮れません。
通電して食品を切り刻むフードプロセッサーも便利ですが、離乳食に使う分というのはものすごく少ないですよね。そのためにわざわざプロセッサーを出す手間を考えれば、自分でみじん切りにしている方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は「手動」のグッズ、『チョッパー』がオススメですよ。
食材を細かくするなら、離乳食以外にも便利なグッズなのです
手動みじん切り器
「ぶんぶんチョッパー」という俗称で呼ばれていることの多いアイテムです。
動力は「自分の手」、つまり手動で紐を引いて、刃を動かす仕組みです。ふたを開けて、食材を入れて、紐を引く。コンセントを探したりする手間もないので楽ちんですよ。
離乳食をはじめとする野菜を刻む用途で使いますが、コチラは生肉も切れます。刃を変えれば、生クリームの泡立てなんかにも使える便利グッズですね。
無いと不便とまではいかないけれど…という「微妙な痒い所」に届くグッズが理想
子供によっては「ドロドロだと食べないけれど、スープだったら食べる」とか「大きいと食べないけれど、小さく小さくしてあげれば食べる」といった微妙なこだわりも。その子に合わせたごはんを用意してあげられるのはママだけです。
嫌いなお野菜を食べてほしい時なども離乳食グッズが力を発揮することがありますので、赤ちゃん用よりは少し大きめ・容量多めのアイテムも検討してみてくださいね。
離乳食グッズの全部が全部を使うことは少ないので、確実に使うグッズだけを狙うのも、とりあえずセットで用意するのも、どちらも検討してみてくださいね。