大切な人に結婚のお祝いメッセージを贈ろう♪
結婚は人生の中でもかなり大きなイベント。自分に近い人、大切な人が結婚するとなったら、心からお祝いしたいですよね。
結婚のお祝いメッセージが喜ばれる理由や、メッセージを贈る場合のマナーについてみていきましょう!
結婚のお祝いにメッセージが喜ばれる理由♪
結婚のお祝いメッセージの文面は、「その人らしさ」が出る内容や「思わずクスっとなってしまう」内容が含まれているなど、読んだ人の顔がほころんでしまうようなものが良いです。
なぜ「メッセージ」が喜ばれるのか、理由を確認してみましょう。
■いつまでも「形」に残る贈り物!
印字されたものであれ、手書きのものであれ、メッセージは紙に書かれていることが多いですね。それは「形として残せる」ということでもあります。
メッセージカードは受け取った側が保存しておくことができますよね。「残しておく=いつでも見ることができる」ということですから、逆に言えば相手の心を鷲掴みにした内容であったということでもありますね。
■いつでも読み返せる♪
人が何かを手元に残して置く場合、それは良い意味であることがほとんどです。
メッセージの場合も例外ではありません。「残しておく=いつでも読み返せる=読むとその時の気持が蘇る」ということですから、その出来事が鮮烈な想い出として刻まれているという証です。
■「祝福」の気持がより強く伝わる
口頭で「おめでとう」と伝えるだけでも祝福する気持ちは十分伝わるのですが、「言葉は生き物」であるため、いつしか記憶の海に埋もれて沈んで(忘れて)しまいます。
視覚から入る情報というのは脳裏に強く印象付けられますので、口頭で伝えるよりも「お祝いしているよ」という気持ちを強く、しっかりと届けることができるのです。
■世界にたった1つのオリジナルプレゼント!
既存の文面でも良いのですが、1文だけでよいのでオリジナルの文章を盛り込みましょう。そのちょっとした手間だけで「世界にたった1つだけのお祝いメッセージ(オリジナルプレゼント)」となります。
市販されているメッセージ印字済みのカードに、名前やイラストなど1つ加えるだけでもOK!色鉛筆で縁取りに色を付けたり、マスキングテープを切って飾りを付けたりするだけでもだいぶ違いますよ♪
結婚のお祝いに贈るメッセージのマナーをリサーチ!
それでは実際にメッセージを作ってみましょう。
注意すべき点をご紹介しますので、これらを順番にチェックし、文章を作ってみましょう。参考となる文例なども交えていきますので、迷うことは少ないはずです。
習うより慣れろ!とりあえずやってみてください。
■句読点はNG
句読点というのは「、」「。」など、「文章の切れ目を表す記号」のことです。文章では、読み手に間合いなど呼吸のタイミングを知らせたり文章が止まる位置を指示する目的で使われます。
婚礼の場においては「切れる」というのは「縁が切れる」を連想するため縁起が悪いとされています。ですからお祝いのメッセージには句読点は使わないのが慣例です。
読点(、)の代わりにはスペースを、句点(。)の代わりには改行を用いて、文章全体の体裁を整えるようにしましょう。
お祝いの気持を込め〇〇を贈ります。
お二人で、幸せな家庭を築いていってください。
〇 御結婚おめでとうございます
お祝いの気持ちをこめて 〇〇をお贈りします
ふたりで 笑いの絶えない 幸せな家庭を築いていってください
■「忌み言葉」、「重ね言葉」は使わない!
婚礼は「華やかなお祝いの場」ですから、お祝いに水を差す「忌み言葉」や、今の縁が続かないことや悲しい状況が再来する事を連想させる「重ね言葉」は用いないのがマナーとされます。
忌み言葉の例としては「死」「苦」「切れる」「戻る」「別れる」など、重ね言葉の例としては「重ねがさね」「くれぐれも」「繰り返し」「たびたび」などがあります。
他の言葉に言い換えて使えば大丈夫なので、言い回しに気を付けましょうね♪
■インクは黒色が基本♪
なぜ、インクは「黒」なのでしょう?
さまざまな理由がありますが、色盲の方であっても白と黒は区別ができるため、白と黒のコントラストはハッキリしていて読みやすいためなどと言われています。
お祝い事だから赤でも良いのでは、と思う方もいらっしゃるでしょうが、赤い文字が一面に並んでいたら、「異様な雰囲気」を感じませんか?それもそのはず、赤文字というのは「目立つ」だけでなく「何かの危機や危険を知らせる色」でもあるからなのです。
真っ黒でなくとも、国家間の公文書などにも用いられる「ブルーブラックインク」などでもOKです。
鉄の還元作用を用いて紙に定着させるインクなのですが、最初は無色透明で、徐々に鉄の黒が現れてくるという特性があります。
無色透明では書きづらいので、鉄が紙に定着するまでのつなぎとして青色のインクが混ぜられている(青色インクは徐々に無色透明になる)ため、こう呼ばれているのです。
■二つ折りカードは片面にメッセージを!
二つ折りタイプのカードにお祝いのメッセージを書き込む場合、両面が白くてもメッセージは片面だけに書き込みましょう。
一般的には、カードを開いたときに下側(横開きの場合は右側)に来る面をメッセージ欄とします。
全面に書いても良いのですが、読みやすさやメッセージの分量を考えると片面に納めるほうがスッキリスマートに見えますよ。
■封筒の入れ方にも注意して!
カードを封入する際にもマナーがありますので、確認しておきましょう。
カードを封筒に入れる場合、「手渡し」なのか「郵送」なのかによって入れ方が違うことはご存知でしょうか。ルールが逆転するので、とても注意が必要なのです。
手渡しの場合は封をしないので、カードの表面は封筒の裏側に来るように(封をあけたらカードの表が見えるように)入れます。
郵送の場合はカードの表面は封筒の表側(相手の住所を記入・切手を貼る側)に来るように入れます。
これは「和封筒(縦型)」であっても「洋封筒(横型)」であっても共通のルールとなっています。