カモミールの花言葉
カモミールの基本情報
英名 | sweet false chamomile |
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学名 | Matricaria recutita L. |
別名 | ジャーマンカモミール、カミツレ |
科 | マトリカリア属 |
属 | キク科 |
季節 | 5~7月 |
花色 | 白 |
カモミールの特徴は?
ハーブでおなじみのカモミールは白と黄色が可愛らしい花です。観賞用だけでなく、花の黄色い部分薬効成分が含まれているためメディカルハーブとしても利用されています。発汗、沈静、安眠、消化促進などの効果がありその幅広い効果を取り込むべくハーブティーとしてもとても人気があります。
何より素晴らしいのはその香りです。ギリシャ語で「大地のリンゴ」を表すカモミールの名の通り、甘酸っぱいリンゴのような香りがします。
そんなカモミールは可愛らしい見た目でありながら踏まれれば踏まれる程上部に育つという特徴があります。そんな性質から「逆境で生まれる力」「苦難に耐える」といった花言葉が付けられました。
カモミールの名前の由来って??
カモミールとはギリシャ語の「khamai(大地)」と「melo(リンゴ)」を合わせた呼び名です。花のリンゴのような香りがその由来となっています。
カモミールは「カミツレ」とも呼ばれますが、この呼び名はオランダ語の「kamille(カミルレ)」からきています。
カモミールが広まったのは江戸時代で、同時に民間療法としてその薬効が利用されてきました。
カモミールの魅力
カモミールには「逆境に生まれる力」「苦難に耐える」という花言葉の一方で「清楚」「あなたを癒す」といった花言葉も付けられています。これは世界最古と言われるカモミールがかつて太陽や神様に捧げられていた信仰と結びつくためです。またリンゴのような甘い香りで手にした人をリラックスさせ病を治すことから、癒しとも結びつきました。実に歴史の深い花なのです。
カモミールは秋から冬をのぞいて暖かい間はほぼ開花期に当たります。長い期間楽しめるのが魅力です。なぜかというと、カモミールには大きく二つの品種があり、その二つが入れ替わって咲くからです。一つはジャーマンカモミールという品種で、3月から5月頃が最盛期です。もう一つがローマンカモミールという品種が6月から8月頃最盛期を迎えます。春咲きがローマンカモミール、夏咲きがジャーマンカモミールというわけです。
一般的にカモミールと呼ばれるものはジャーマン種を指します。ジャーマン種は花の真ん中の黄色い花托部分が密リンゴのような甘い香りを放ちます。ローマン種はハーブティーにすると薬効成分がジャーマン種よりもゆっくり作用すると言われます。
可愛らしい見た目と踏んでも負けない生命力が人気のハーブです。庭での栽培も簡単で、開花すれば長い期間目を楽しませてくれるでしょう。
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