ニゲラの基本情報
英名 | devil-in-a-bush, fennel flower |
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学名 | Nigella |
別名 | クロタネソウ |
科 | キンポウゲ科 |
属 | クロタネソウ属 |
季節 | 5~6月 |
花色 | 白、青、紫 |
ニゲラの特徴は?
雨に濡れるニゲラは、幻想的な雰囲気があるのが特徴です。ニゲラ(Nigella)は、ラテン語で「Niger(黒い)」という意味を指し、種が黒いことを表します。和名はクロタネソウ(黒種草)です。こちらも種の黒さが由来で名づけられました。
ニゲラは、主にヨーロッパに分布しており、開花時期は4~7月で、初夏には透き通った青や白の花を咲かせます。
芳醇な香りを醸し出す種としても知られていて、エジプトでは、ペッパーの代用として、パンに振りかけ、またある国では、ケーキに振りかけ焼くこともあります。
細い糸状の葉も美しく、手入れしていないような自然な雰囲気を漂わせるナチュラルガーデンにはピッタリな草花になります。他にも切り花やドライフラワーとしても用いられたりします。
ニゲラはいつの誕生花?
4/18生まれの有名人
小宮悦子
宅麻伸
ニゲラの名前の由来って??
ニゲラはラテン語のniger(黒い)という言葉に由来し、種が黒いところにちなんで名づけられました。
英名では、「devil in a bush(茂みの中の悪魔)」とも呼ばれ、先端の突起部分についている果実から由来されたものとなります。
ニゲラの魅力
ニゲラは秋に種をまき、春に花として楽しむ一年草として知られています。草丈は40cmから、長いもので100cmになるものもあります。その上、耐寒性にも優れており、開花時期も長いため、花の育成に慣れていない初心者には育てやすい花となっています。
開花後は、風船状の果実が実り、熟してから中を裂くと黒い種が出てきます。この黒い種には、液体が気体へとなりやすい油の成分なども含まれていて、医療の分野でも薬として扱われます。
その他にも母乳の分泌を良くしたり、鎮痛作用なども含まれているので、身体に嬉しい効果をもたらしてくれるものとなっています。
ただ、品種によっては中毒作用のものもあるので、摂取する際は充分に注意が必要です。ニゲラが日本に渡来したのは、江戸時代末の頃です。現在では、医療分野ではもちろんのこと、切り花やドライフラワーなどの鑑賞用にも使われています。
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ニゲラを贈ろう
ニゲラは、鎮痛を抑える医療用として、時には、果実の香りを活かした料理の隠し味に、またある時は、ドライフラワーなどの鑑賞用と様々な場面に役立つ草花です。
その上、花に慣れていない初心者の方でも育てやすく、贈り物にするには最適です。そんなニゲラをぜひ、お祝いの品などとして、大切な方に贈ってみてはいかがでしょうか。