スターチスの花言葉
スターチスの基本情報
英名 | statice, sea lavender |
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学名 | Limonium sinuatum |
別名 | シヌアータ、ハナハマサジ |
科 | イソマツ科 |
属 | イソマツ属 |
季節 | 5~6月 |
花色 | 紫 |
スターチスの特徴は?
リモニウムという異名をもつスターチス。ところが、実はスターチスという名称は、リモニウムの古い属名にあたり、しかも今ではスターチスという名称が通称となり、広く知れ渡っています。
イソマツ科イソマツ属に属する多年草または一年草で、初夏から夏にかけて花を咲かせます。紫、ピンク、白、赤、青、オレンジなど、彩り豊かな色味で私たちの目を飽きさせることなく楽しませてくるのが特徴の一つです。
また、草丈は最長で150cm程度にまで成長します。さらに、開花の旬を過ぎても、切り花であれば年中流通していることから、比較的入手しやすいというメリットがあります。
なお、スターチスは、日当たりが良く、水はけの良い土壌を好む性質があります。また、花にケイ酸を含んでいることから、生花の状態でも見た目にはドライな印象があります。よって、ドライフラワーにするにもうってつけです。しかも、色あせ知らずなので、鮮やかな美しい花の色を長く楽しむことができます。
また、耐寒性はやや弱く、種まきと株分けで増殖します。根を切ることを嫌うという特徴があるので、鉢植えにする場合には、根鉢を崩さずに、大きめの鉢で育てるようにして下さい。
スターチスはいつの誕生花?
1/19生まれの有名人
松崎しげる
メグ・ライアン
スターチスの名前の由来って??
属名であるリモニウムは、ギリシア語で海浜、草原という意味をもつleimonに由来します。これは、スターチスのうちの複数種が、潮気のある沼地や海岸で自生していることに由来しています。
また、「スターチス」という花名は、ギリシャ語の「止める」が語源となっており、スターチスに下痢止めの作用があることにちなんでいます。
スターチスの魅力
スターチスの魅力は、何と言っても花の色の鮮やかさにあります。厳密に言うと、私たちの目に見えているカラフルな色味の部分は、スターチスの萼で、萼から飛び出している白い部分が花にあたります。
「永遠に変わらない」という花言葉は、スターチスが色あせることなく、いつまでも変わらぬ美しさを保っていることに由来するもの。白い花の部分が落ちても、色鮮やかな萼はそのまま残ることから、「永遠の花」と呼ばれることもあります。
また、鉢植え、ドライフラワー、切り花として鑑賞できるので、それぞれの生活スタイルに合わせた、楽しみ方のバリエーションが豊富な点もメリットの一つといえるでしょう。
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スターチスを贈ろう
年中手に入れることができ、鮮やかな色が持続する、存在感のある魅力的な花、スターチスは、贈り物としても大変喜ばれます。
「変わらぬ心」「永遠の愛」という花言葉であることから、長いおつきあいのある相手へ、日頃の感謝の気持ちを込めて贈るのにぴったりの花です。