シクラメンの花言葉
シクラメンの基本情報
英名 | florist's cyclamen |
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学名 | Cyclamen persicum |
別名 | カガリビバナ、ブタノマンジュウ |
科 | サクラソウ科 |
属 | シクラメン属 |
季節 | 10~4月 |
花色 | 赤、桃、薄紫、白など |
シクラメンの特徴は?
シクラメンは、篝火(かがりび)のような花を咲かせることから、「カガリビバナ(篝火花)」という別名があります。花が少なくなった冬の季節のガーデニングに欠かせないシクラメンは、「冬の鉢花の女王」と呼ばれていて、10月から3月の比較的長い間、花壇やプランターの主役となって人々を楽しませます。
品種改良が盛んに行われていて、毎年新品種が発表されています。定番色の赤・ピンク・白に加え、これまで紫や黄色など、バラエティに富んだ花色が誕生してきました。
花色のみならず、大きさや花弁の柄も様々です。シクラメンを小さく改良した「ミニシクラメン」、花弁にグラデーションがかかっている品種や、色変わりする品種、花弁がフリル状に波打っている品種など、とにかく種類が豊富です。
毎年、花壇にどんなシクラメンの花を咲かせようかと迷うことも、楽しみ方のひとつです。
シクラメンはいつの誕生花?
1/8生まれの有名人
小泉純一郎
7代目市川染五郎
シクラメンの名前の由来って??
シクラメンの名は、花茎がゼンマイのように丸まった状態で出てくること、球根が球形であることから、「回る・円盤・円形」という意味を持つギリシャ語「kiklos」が由来して付けられたといわれています。和名の「カガリビバナ」は、ある貴婦人が「これは篝火(かがりび)のようですね」と言ったのを聞いた日本人の植物学者が名付けたそうです。
品種改良により、堂々と上を向いて咲くシクラメンが多くなりましたが、元々は下にうつむいた状態で咲いたそうです。
その遠慮がちな様子は、謙虚さを美徳とする日本人に好まれ、「はにかみ」「内気」という花言葉が生まれました。赤色のシクラメンの花言葉は「嫉妬」になります。情熱的な色が炎を連想させたことから付けられました。また、ピンク色のシクラメンは「恥ずかしがりや」、白色のシクラメンは「清純」という花言葉があります。
シクラメンの魅力
色・大きさ・形すべてにおいてバラエティ豊富なシクラメンは、冬の花壇やプランターを明るい印象にしてくれます。
開花期が長いので花壇に咲かせても十分楽しめますが、温度調節ができる部屋の中なら一年中観賞することができます。
10~40cmの比較的小さい草姿なので、育てやすいのも魅力です。
最近では、香りの品種改良も行われているようなので、今後どんな品種が現れるのか期待できますね。
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シクラメンを贈ろう
シクラメンは非常にさまざまな品種が存在するので、贈る相手に合った色や大きさを選ぶことができます。赤色のシクラメンの花言葉「嫉妬」は勘違いを生んでしまう可能性があるので気を付けましょう。また、シクラメンの「シ(死)」「ク(苦)」という語呂は縁起が悪いと考える人もいるので、お見舞いの際には持って行かないほうが無難です。場面や相手のことを考えたうえで、素敵なシクラメンを贈ってみてはいかがでしょうか。