サルスベリの花言葉
サルスベリの基本情報
英名 | crape myrtle |
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学名 | Lagerstroemia indica L. |
別名 | サルスベリ、百日紅 |
科 | ミソハギ科 |
属 | サルスベリ属 |
季節 | 7~8月 |
花色 | 赤、桃、白 |
サルスベリの特徴は?
サルスベリの幹は成長すると、薄い樹皮が剥がれ落ちツルツルの木肌になります。「木登り上手な猿も滑る」ことからサルスベリという名が付けられました。
花期が約100日間と長いことから「百日紅(ヒャクジツコウ)」、幹に触れると風が吹いていないのに枝や葉がまるでくすぐったがるように動くことから、地方では「コチョコチョノキ」「クスグリノキ」などユニークな名前で呼ばれています。
フリル状に波打った6枚の花びらを持つ、3~4cmほどの花が群がって咲くのが特徴です。7月から9月にかけて開花し、夏の花壇を涼しげな印象にしてくれます。
紅色が一般的ですが園芸品種も多く、ピンク・白・紫などさまざまな色の花を咲かせます。淡い褐色の樹皮がところどころ剥がれ落ちて現れる縞模様は、一年中楽しむことができ、花の華やかさにも劣らないほど魅力的です。
サルスベリはいつの誕生花?
7/18生まれの有名人
ザ・グレート・サスケ
広末涼子
サルスベリの名前の由来って??
サルスベリの花が枝いっぱいに派手に咲く様子から「雄弁」、幹が滑らかで木登り上手な猿も滑ってしまうという言い伝えから「愛嬌」という花言葉が生まれました。また、恋人との再会を約束して旅立った王子が100日後に帰還したとき、すでに恋人は亡くなっていて、埋葬された場所からサルスベリが生えたという切ない逸話から、「あなたを信じる」という花言葉もあります。
サルスベリの属名である「ラジェルストレミア」は、ラジェルストレーム(M.von Lagerstroum, 1691-1759)というスウェーデンの生物学者が、自己の名にちなんで名付けました。英名の「クレープ・ミルトル」は、花弁がクレープのように縮れていることが由来です。
サルスベリの魅力
夏の日差しが照り付ける中、枝いっぱいに涼しげに咲く花が最大の魅力です。淡い印象を持つ幹が10m近くまで豪快に成長する様子は、人々に風情を感じさせ、日本に渡来した江戸時代以降庭木として好まれています。
日差しや乾燥に強く、耐寒性にも優れているサルスベリは、ガーデニング初心者が育てやすい花のひとつです。品種改良によって、鉢植えで育てられるものが登場したことや、欠点であったうどんこ病の耐久性がついたことから、さらに育てやすくなりました。
夏には枝先にあふれんばかりに咲く花で癒され、秋から春にかけては雑木盆栽として楽しむことができるでしょう。
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サルスベリを贈ろう
花の見映えもさることながら、全体像も美しいのがサルスベリです。一年中飽きることなく楽しめるので、贈り物にもぴったりです。花の少ない夏に鮮やかに咲くサルスベリは、とりわけ目立つ存在となるでしょう。魅力的な花言葉を添えて、大切な人に贈ってみるのはいかがでしょうか。「雄弁」という花言葉を持っているように、おしゃべり上手な人へプレゼントするのも面白いですね。