キョウチクトウの花言葉
キョウチクトウの基本情報
英名 | common oleander |
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学名 | Nerium oleander L. |
別名 | キョウチクトウ(夾竹桃) |
科 | キョウチクトウ科 |
属 | キョウチクトウ属 |
季節 | 7~8月 |
花色 | 桃、赤、白、橙 |
キョウチクトウの特徴は?
「夾竹桃(キョウチクトウ)」は中国語で「竹に似ている葉」と「桃に似ている花」の意味をもち、そのままの名称で日本でも呼ばれています。
常緑低木もしくは常緑小高木として、都会の公園や街路、高速道路などの緑化によく利用されています。真夏の暑さや乾燥、公害に強い性質ですが、木全体に強い毒性があることでも知られています。
原産はインドで、真夏の暑さの中でも可憐な花が咲きます。6~9月頃に開花し、白、赤、ピンク、黄赤、黄、八重など多彩の品種があります。
キョウチクトウはいつの誕生花?
8/3生まれの有名人
伊藤英明
田中耕一
キョウチクトウの名前の由来って??
キョウチクトウの属名である「ネリウム」は、セイヨウキョウチクトウの古いギリシア名に由来します。和名である「夾竹桃(キョウチクトウ)」は中国語で葉が竹に、花が桃に似ていることが由来し、日本でも同様に呼ばれるようになりました。
日本には江戸時代に渡来して、様々な品種改良が行われて多彩な花が咲きます。
キョウチクトウの魅力
キョウチクトウの葉は細長いへらのような形で、3~5m程の樹高となります。樹形広がって成長するため、生垣樹木や庭木としても人気です。6月から夏にかけて育ち、ピンク、赤、白などの可憐な花を咲かせます。
乾燥や暑さなどの気候の変化や、公害にも強いことで知られています。そのため多く公道などでも使用されていますが、同時に強い毒性を持ち合わせています。花や葉、枝、根、果実などの植物全体部分に加え、周辺の土にも毒性があり、体内に入ると心臓発作や下痢、痙攣などを引き起こすといわれています。身近なところに植えられているものの、少量でも死にいたるといわれているため、ペットや子供が食べたり、触れたりしないように注意が必要です。
花言葉は強い毒性を持つことに由来して、「油断大敵」「危険な愛」「用心」といった強い意味を持っています。
なお、広島へ原爆が投下された後、最初に花を咲かせた植物がキョウチクトウだったことから、復興のシンボルともされました。
公害に強い性質に強い毒性を持っていながら、とても可憐な花を咲かせる魅力的な花として人気です。
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花言葉はキョウチクトウが持っている強い毒性から「油断大敵」「危険な愛」「用心」といわれています。その毒性の反面、悪環境の適応力が高く丈夫に育ち、夏前にとても可憐なたくさんの花を咲かせることから非常に人気のある植物です。公害に強い特性や本来の毒性をよく知って、うまくガーデニングに取り入れてみましょう。