アザミの花言葉
アザミの基本情報
英名 | plumed thistle |
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学名 | Cirsium spp.& Circium×hybrida hort. |
別名 | ノアザミ |
科 | キク科 |
属 | アザミ属 |
季節 | 3~7月 |
花色 | 赤紫 |
アザミの特徴は?
漢字では「薊」と書きますが、一般的には「アザミ」とカタカナ表記することが多いようです。
世界では北半球を中心に分布しており、品種は250種類以上。日本でもノアザミ、ハマアザミ、フジアザミ、マアザミなどをはじめ多くの種類があり、江戸時代から園芸用として栽培されています。現在でも、極早生桃色の「アーリーピンク」、濃紅色の「寺岡アザミ」「楽音寺」など新しい品種が生まれています。よく園芸店で販売されているドイツアザミは、日本のノアザミを改良して作られた品種で、ドイツとは無関係です。
茎や葉にはトゲが多いため触れると痛い植物として知られています。スコットランドにおいては、戦の際に敵がアザミを踏んで悲鳴を上げたことから、国を救った花として国花に指定されている花です。
春〜初夏の花ですので、マーガレットやシャスターデージーと合わせて植えると、自然な雰囲気の庭を作ることができます。
アザミはいつの誕生花?
5/5生まれの有名人
デーブ・スペクター
渡部篤郎
アザミの名前の由来って??
アザミは、棘草という別名で呼ばれるほど鋭いトゲを持っている花です。
その名前は、日本の古典語である「浅む」(あざむ)に由来しているという説があります。「浅む」には「意外なことに驚く」という意味が含まれていて、アザミも「花を摘もうとするとトゲに刺さって驚く」ことから命名されたのではないかと言われています。
アザミの魅力
アザミは、緑に映える鮮やかな色の花が魅力です。トゲがあるのでケガには注意が必要ですが、他の花と一緒に植えることでお庭をとても華やかに彩ってくれます。
また、鑑賞用ではなく食用として楽しめる品種もあります。大型の品種である「朝鮮アザミ」は「アーティチョーク」という名のハーブとして有名です。花そのものではなく、萼(ガク)の部分を食べます。蕾ごと茹でたり蒸したりしたあと、萼の付け根だけを食べるのが一般的です。そら豆、アスパラガスのような味と、じゃがいものようなホクホクの食感が楽しめます。食用としては、主にヨーロッパやアメリカなど海外で親しまれており、特にイタリアでは前菜などに使われるなどメジャーな食材です。
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アザミを贈ろう
トゲがあり、個性的な花を咲かせるアザミ。園芸初心者でも手軽に育てられる花ですので、これから庭作りを楽しもうとしている方に贈ってみてはいかがでしょうか?
花言葉には「復讐」という意味も含まれていますので、誤解されないような親しい相手に贈ると良いかもしれませんね。