月のパワーを蓄えるムーンストーン
ムーンストーンは直訳すると「月の石」。その名前の通り、月の恵みを蓄え、月光を閉じ込めたかのようなジェムストーンです。
宝石として扱われる事よりパワーストーンとして扱われる事が多いので「宝石」という区分ではないこともありますが、根強い人気を誇る石であることは確かですね。
そんなムーンストーンを使ったネックレスについて見てみましょう。
■ムーンストーンの色について
まず、ムーンストーンの定義。これは青色~白色の「シラー」と呼ばれる光学効果(石の中に帯状の光が現れる)があることが特徴です。更に、天然のムーンストーンにはムカデ状のインクルージョン(内包物)があることも条件となります。
白いシラーを「ムーンストーン」、青みを帯びたシラーのものを「ブルームーンストーン」、黒色の石に白いシラーのものを「ブラックムーンストーン」、複数の色を有したシラーのものを「レインボームーンストーン」と呼びます。
■ムーンストーンではないものも「ムーンストーン」かも!?
実は、ムーンストーンによく似た「ペリステライト」や「ラブラドライト」をムーンストーンとして販売している場合があります。
本来、ムーンストーンの石は淡い色合いで、シラーは青~白色。
ストーン自体が濃い暗色をしているブラックムーンストーンや、青~白以外のシラーを持つレインボームーンストーンは、正しくは「ラブラドライト」の変種。ブルームーンストーンは「ペリステライト」の変種である場合がありますよ。
ジュエリーとしてではなくパワーストーンとして持とうと思う人は気を付けてくださいね♪
■ムーンストーンの名前の由来と効果について
ムーンストーンとは直訳すると「月の石」。石の中に浮かび上がる、『陰のある、青白い光が月光を思わせる』ことからこの名前が付いたと言われています。
ムーンストーンは和名を「月長石(げっちょうせき)」といい、正長石の中でも美しいものを指します。先ほど触れたペリステライトやラブラドライトは曹長席石(そうちょうせき)や斜長石(しゃちょうせき)という種類。「長石」という大きな括りでは親戚のような関係です。
ムーンストーンは月の石と訳される通り、月の力を蓄えた石だと信じられてきました。そのため、優しい情熱を誘う石(淡い恋心を現実化させる)、心を癒して緊張感を解き放つなどの効果があると言われています。
また、月の満ち欠けと同じように輝きが変化し、持ち主の気を整えるとも考えられています。
■ムーンストーンの宝石言葉
ムーンストーンの石言葉は「恋の予感」「恋人たちの石」「純粋な恋」「愛を伝える石」など。レインボーカラーは虹を連想させ、(虹は稀にしか見ることができないため)「幸福を呼び込む」と言われてきました。
月は満ち欠けを繰り返すことからバイオリズムを整えると信じられ、月の満ち欠けに合わせて体調が変化する女性にとっては「お守り」としても使われてきた歴史もありますよ。
ムーンストーンネックレスの選び方と予算の目安
ムーンストーンを選ぶときには、どんなことに気を付け、どのくらいの予算を見ておけば良いのでしょう?
まず、予算については、「石のグレードによってピンからキリまで」というのが正直なところです。インクルージョンが多く、シラーがあまり見えないムーンストーンなら数百円からありますし、逆に青くはっきりしたシラーのムーンストーンなら数万円もします。
一般に流通しているムーンストーンネックレスならば、だいたい1万円~2万円の予算をみれば良いでしょう。カットやデザイン・金種にこだわったり、絶対天然のブルームーンストーンがいい!という場合は更に高額となります。
■選び方のコツ
宝石全般に言えるのは、「第一印象を大事に」選ぶこと。
洋服と同じように「選ぶポイントは人それぞれ」ですが、ジェムストーンと波動が合わないと、「何だかわからないけどイヤ」と感じたりします。
できれば、着用する方と一緒に出向いて選んでもらうのが良いですね。そうすると、石との相性もわかります。
贈り物として選ぶ場合は、「自分があの人だったら」となりきって選ぶのがオススメ。相手の事を思い浮かべながら選ぶと自分と相手の波長を似せることができるので、喜んでもらえる品に出会える確率が上がりますよ♪
人気のムーンストーンネックレス10選
それでは、ムーンストーンネックレスをご紹介します。
ロイヤルブルームーンストーンなど、一般に流通している名称でご紹介していきます。今回は、なるべくいろいろな種類のムーンストーンを挙げてみたいと思います。
ムーンストーンだと思っていたら違う鉱石だった、ということがないよう、石の効果や石言葉を狙う方は、商品サイトの説明をしっかり確認してくださいね♪
■一粒ひとつぶを大切に厳選!「Bizoux(ビズー)」
宝石を買い付ける際にも選び抜くのですが、更に製品に仕立てる際にもルース(裸石)を厳選するという気合の入れようは、「使用者を想って」のことでしょう。
普段使いが可能なように涼やかな仕上げにするあたりが、奥ゆかしい心配りを感じさせるブランドです。
あなたのジュエリーボックスにも、おひとついかがですか?
レアなクリア品質♪「ロイヤルブルームーンストーン」
【Flavia(フラヴィア)】ロイヤルブルームーンストーン×ダイヤモンド×18Kゴールドペンダントトップ
※コチラはペンダントヘッドのみの販売です※
わずかな光でも、くっきりとした青いシラーが浮かぶロイヤルブルームーンストーンを贅沢に使った逸品です。
金種はK18で、YG/PG/WGの中から選べます。
ほぼ透明なジェムストーンに浮かぶ青い虹をお楽しみください♪
■老舗の珊瑚店のウェブショップ「ユキコ・オオクラアウトレット」
コチラは東京都の浜松町にある「大倉珊瑚店」のアウトレットショップ。大倉珊瑚店は日本国内で最も古い珊瑚商の1つで、老舗中の老舗です。
現在は天然石のジュエリーも制作を手掛けており、「美しく見せる」「美しく加工する」技術がいかんなく発揮されています。
ブラック仕上げのステーションタイプ!
K14ムーンストーンブラックカラーネックレス41cm
画像では少しわかりにくいですが、ステーション部分のムーンストーンは大きいものと小さいものが交互に並んでいます。
K14ですがブラック仕上げとなっており、ムーンストーンの輝きを引き立てる仕様ですよ♪
■専属デザイナーの挑戦が光る「Jewerly Queen(ジュエリークイーン)」
常に新しいものを追い求め、今までになかったデザインに挑戦する専属デザイナーの常駐しているジュエリークイーン。
1つの種類を量産するのではなく、探求心や想像力を使用して作られるジュエリーは常に新しく、輝きにもパワーにも満ちています♪
ミニマムシンプルなデザインこそデイリーユースに♪
イエローゴールド(K10YG) ブルームーンストーンネックレス
チェーンがペンダントヘッドに直結したデザインです。
バチカンがないので、かがんでもヘッドが裏返ったり横を向いたりすることがありませんね。
上下の重なり部分をヒネリにした一筆書き風。ムーンストーンもハートカットのダブルハートデザインです。
■上品なデザインの「Ponte Vecchio(ポンテヴェキオ)」
幅広い年齢層に好まれるデザインが多いポンテヴェキオ。百貨店などでも取扱いがあるので、非常に品質の良い、クオリティの高いブランドと言えるでしょう。
ジュエリー(シルバーやゴールドの貴金属を使用)からファインジュエリー(不純物の少ない金属や宝石を使用)まで幅広いラインナップがあるのも魅力ですね。
ちょっと変わった「オレンジムーンストーン」を使用
K18YGムーンストーン/ダイヤモンドネックレス
リバーシブルタイプで、片面は中央にダイヤ&周囲にオレンジムーンストーンが6石。
反対面は中央&周囲ともダイヤモンドがはめ込まれています。
こんな柔らかな色合いなら、付けているだけで幸せが寄ってきてもおかしくありませんね♪
■イタリアンジュエリーの専門店「ORO ETERNO(オロ エテルノ)」
イタリア各地の工房や工場で作られたK18ジュエリーを直輸入。”Love of Craftmanship”の名に恥じない素晴らしい品が並びます。
ジュエリーはどれもイタリアの刻印付き。手元に届くまでの間が待ち遠しいですよね。
この「待っている時間」が、ジュエリーに付加価値を付けてくれるのです♪
80センチのロングネックレスは普段のオシャレにも♪
Delia-デリア-K18ロングネックレス
ミルキーアクアマリンが2石、ホワイトムーンストーンが2石あしらわれたロングタイプのムーンストーンネックレスです。
ジェムストーンが配置されていないところは、鏡面加工を施し、ひねりを加えたオーバル(楕円)モチーフを使用。
ストーンやモチーフの間は細身のアズキチェーンでつないでいます。ステキ♪
■オトナ可愛いを狙いたい人には「Cao!(チャオ)」
女性なら、どこかしらで「乙女心」を持ったまま大人になっていますよね。思わずキュンとしたりトキめいたりすることもあるはず。
そんな乙女な部分を揺さぶるデザインがラインナップされているのがチャオ。
女性らしさと乙女っぽさが同居するオトナ可愛いデザインをお楽しみください♪
やっぱりシラーは大きい方がよく見える!
K10PGブルームーンストーンネックレス「Rectanobre(レクタノブレ)」
小さい石だと見えづらいですが、この大きさならムーンストーンの醍醐味である「シラー」がしっかり見えます♪
通常ならカボションカットという丸い山形に研磨してシラーを見せるのですが、コチラはバゲットカットと呼ばれる宝石向けの面カット。
大きさもシラーも楽しめるようにしました。
艶めく輝きを自分の目で確かめてほしいひと品です。
■工房直送!「Jewerly i(ジュエリーアイ)」
工場直販のアイテムが並ぶジュエリーアイ。注文を受けてから制作に取り掛かる「受注制作」スタイルだからこそできるのが「宝石の変更」や「グレード変更」です。
ジェムストーンと金種を組み合わせるネックレスも例外ではありません。
ちょっとでも気になることがあったら問い合わせをして、納得してから購入できるのはとっても魅力ですよね。
「取り巻き」デザインはデコルテを豪華にしてくれます
Pt900ブルームーンストーン取り巻きネックレス
取り巻きデザインというのは、「中石を取り囲むように周囲に他の石を配置するデザイン」のこと。
直径約2.5mmのムーンストーンを、12石のダイヤが取り囲んでいます。
浅めのトップスならちょうど襟元のあたりに来る40cmのチェーンはPt850。永遠の輝きを楽しめる品ですよ!
■オリジナルジュエリーのアトリエ「ジュエリー工房Alma(アルマ)」
大量生産よりも、1つ1つ手作りすることを大切にしているアルマ。それは、ジュエリーを「モノ」としてではなく、「品」として扱っているからでしょう。
モノは替えも効くし、絶対それじゃないとダメというほど強い執着も持ちません。ところが「品」となるとそこには「想い」が込められますよね。
そうすると輝きも温かみも出てくるのです!
大人の優雅な上品さを演出
K18ブルームーンストーンネックレス
2.6mmのブルームーンストーンビーズを全体に使い、ペンダントヘッドにはブルームーンストーンとダイヤモンドが1石ずつ。
オトナの女性にぴったりのムーンストーンネックレスです。
チェーンではなくネックレスタイプにすることで、上品さを演出しました。大人っぽいけど愛される印象にできますね。
■クオリテイー重視の「Prejure(プレジュール)」
工房が直営するプレジュールは、どの商品も納期が大体1週間前後。受注生産のスタイルをとっている中ではかなり早い納期です。
工房ならではの「地金選択可能」という選択肢も嬉しいですね。
地金の色合いや特徴なども細かに説明してあり、「どれにしようかな~」と悩むのも楽しい時間になりそうです。
複数モチーフが入ったお得なデザイン
K10ネコ・月・星 ロイヤルブルームーンストーンネックレス
K10の地金はYG/PG/WGから選択可能です。
縦長のペンダントヘッドに、月と星、空を見上げる猫、そして猫のしっぽにムーンストーンのチャームがついた、複数モチーフのムーンストーンネックレスです。
まるで絵画かステンドグラスの1場面を切り取って来たかのようなデザインは、首元が大きく開く服と相性がよさそうですね。
■創業120年の愛される老舗「ジュエリーFigaro(フィガロ)」
プレゼントだけでなく、「自分用のご褒美ジュエリー」としてもオススメなのがフィガロです。
提案・ラインナップしているジュエリーはどれも「ちょっとよそいき」な顔をしていますが、普段の洋服にも合わせやすいデザインとなっています。
柔らかな曲線美を楽しむならフィガロのデザインはイチ押しです♪
ムーンストーンの花が柔らかな曲線とマッチ
K10YG ブルームーンストーンネックレス
ティアドロップ風の枠と、ティアドロップ型のジェムを組み合わせた花の曲線が優雅で美しいムーンストーンネックレスです。
中央に咲くムーンストーンの花も、周囲を取り囲む枠も立体的な曲線を描いていて、柔らかな印象を強く印象付けると思いませんか?
柔らかな色合いと形を選んで、より女性らしく♪
ムーンストーンは美しいシラーが楽しめるジェムがオススメですが、シラーではなくジェムそのものの色合いを楽しむことも可能です。
自分にしか分からないシラーは、まるで「月光の下で交わされるの秘密」のよう。ちょっとミステリアスな雰囲気を感じますよね。
夜空の月を見上げながら、今宵はムーンストーンネックレスに思いを馳せてみませんか。