シャクナゲの花言葉
シャクナゲの基本情報
英名 | rhododendron, Chinese peony |
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学名 | Rhododendron indicum |
別名 | シャクナゲ、シャクナギ、ロードデンドロン |
科 | ツツジ科 |
属 | ツツジ属 |
季節 | 5~6月 |
花色 | 赤、紫、桃、黄、白 |
シャクナゲの特徴は?
シャクナゲは、「花木の女王」と呼ばれているほど美しくゴージャスに咲く花です。多くの園芸品種があり、赤・白・黄・ピンクなどの花色の品種、小型の可愛らしい品種までバリエーション豊富です。
一般に流通しているシャクナゲは、ほとんどが西洋から伝わった「西洋シャクナゲ」で、日本には明治時代に伝えられました。元々シャクナゲは、日本やヒマラヤに咲いていました。
19世紀にイギリス人のプラントハンターが母国に持ち帰った際、その美しさの虜になった人々が、品種改良を盛んに行い、豪華で上品な西洋シャクナゲを作出したといわれています。
春から初夏にかけて華やかに開花するシャクナゲは、観光名所の「シャクナゲ園」などで存分に楽しむことができます。
シャクナゲはいつの誕生花?
5/15生まれの有名人
瀬戸内寂聴
美輪明宏
シャクナゲの名前の由来って??
日本原種の筑紫石楠花や吾妻石楠花が「草丈が低い」という特徴を持つことから、「シャクナシ(尺なし)」がなまってシャクナゲと呼ばれるようになったという説、原産地・中国で表記した「石南花」が、「シャクナンゲ」から「シャクナゲ」に変化したという説があります。
シャクナゲの属名は、ギリシャ語の「rhodon dendron(バラの木)」が語源です。元々は亜高山帯から高山帯にかけて生息していたのがシャクナゲです。
手の届かない様子から、「尊厳」「荘厳」という花言葉が生まれました。「高嶺の花」という言葉も、シャクナゲが由来しています。また、シャクナゲには毒があるため、「危険」「警戒」という花言葉もあります。
シャクナゲの魅力
エレガントに咲くシャクナゲは、花の中でも圧倒的な美しさを誇りますが、同時に可愛らしさも兼ね備えています。
毒を持つことから生じるミステリアスな雰囲気もまた、シャクナゲの魅力を高めます。
高嶺の花の由来になったシャクナゲですが、近年では身近なものになり、育てやすい園芸品種も登場してきました。
交配を重ねた今後のシャクナゲは、より人々の心を惹く存在となるでしょう。
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シャクナゲを贈ろう
美しく高貴なイメージのシャクナゲは、目上の人への贈り物として最適でしょう。ただ、摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を起こしてしまう毒を持つので一言伝えたほうがいいでしょう。花言葉もあまりいい意味を持たないので、誤解を生まないように注意してくださいね。