リコリスの花言葉
リコリスの基本情報
英名 | spider lily |
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学名 | Lycoris radiata, L.spp. |
別名 | ヒガンバナ、ショウキズイセン、キツネノカミソリ、ナツズイセン |
科 | ヒガンバナ科 |
属 | ヒガンバナ属 |
季節 | 8~10月 |
花色 | 桃、白、黄、赤など |
リコリスの特徴は?
リコリスは、ヒガンバナ属の花の総称で、英名をspider lilyといいます。また、別名としてショウキズイセン、ヒガンバナ、キツネノカミソリ、ナツズイセンなどが挙げられます。開花時期は8~10月で、夏から初秋にかけて、花火のような華やかな花を咲かせるのが特徴的な多年草です。原産地は東アジア、原産国は日本及び中国です。
球根により増殖し、道ばたや土手、畑などに群生する性質があるので、開花時期には比較的目にする機会も多いでしょう。入手可能な時期は、種によって異なりますが、おおむね開花時期と同じ8~10月とされています。
耐寒性も種類によって違いがありますが、寒冷地でない限り、とりわけ防寒対策をしなくても屋外で冬越しさせることは可能です。また、リコリスはやや湿り気のある水はけの良い場所を好むため、栽培にあたってはその点に注意して下さい。
花言葉は「悲しき思い出」「誓い」です。
リコリスはいつの誕生花?
9/14生まれの有名人
中村獅童
矢沢永吉
リコリスの名前の由来って??
「リコリス」という花名は、ギリシア神話に出てくる水の妖精、ネーレーイスの一人で、金髪姿が美しい海の女神、リコリアスに由来します。また、「ヒガンバナ」という和名は、秋のお彼岸の時期に開花することにちなんで名付けられました。
ヒガンバナは日本各地に自生しているので国内でもよく見かけますが、実際には中国が発祥とされています。花の色や花姿は種類によって異なりますが、長く伸びたおしべを中心とし、大きく反り返った花びらが放射状についているのが特徴的です。
リコリスの魅力
地表からまっすぐに伸びた茎の先に、赤、ピンク、橙、黄、紫、白など色とりどりの花をつけるリコリスには、ハーブとしての効能も期待できます。古代エジプトのパピルスに記録されていた内容から、具体的には根の部分に甘みがあり、風邪や花粉症の緩和に有用だとされています。ただ、リコリスは有毒植物であり、球根部分にはリコリンやガランタミンなど毒性のアルカロイドを含んでいます。それゆえ経口摂取した場合には中枢神経の麻痺を発症し、死に至る恐れがあります。痰を出しやすくする効能が期待できることから去痰薬としても利用されることもありますが、有毒ゆえに素人の民間療法は大変危険なので避けるべきです。
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リコリスを贈ろう
花名はギリシア神話に由来し、パピルスにもその名を残したリコリスは、古の時代から歴史を刻んできた息の長い花です。また、特徴的な花姿は存在感も抜群です。リコリスの花を贈って、相手に秋の訪れを感じてもらえるといいですね。