ライラックの花言葉
ライラックの基本情報
英名 | common lilac, lilac |
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学名 | Syringa |
別名 | ライラック、ムラサキハイドシ |
科 | モクセイ科 |
属 | シリンガ属 |
季節 | 5~6月 |
花色 | 紫、赤、白、青など |
ライラックの特徴は?
ライラックは別名ではリラとも呼ばれ、マロニエという花と共にパリの象徴と謳われる花木です。香水の原料とされるほど芳しい、甘い香りで有名ですが、最も香りが際立つのは七~八部咲きの頃とされています。
服飾業界に「リラ・モーブ」という呼称があるように、特徴的な色彩の紫~ピンクの花が非常に魅力的です。
花が咲くのは春、4月~5月とされていますが、広く栽培が行われている北国ではもう少し遅い初夏の開花が一般的なようです。品種・変種が多く存在し、花色が白~ピンクのものや八重咲きのものなどバリエーションが豊かです。
ライラックはいつの誕生花?
6/11生まれの有名人
沢口靖子
ジャン・アレジ
ライラックの名前の由来って??
属名であるシリンガは「笛、パイプ」を意味するギリシア語”syrinx”に由来するとされ、枝の髄部をくりぬいて管状にし、それを用いて笛を作ったことから名付けられたと言われています。また、トルコでは同様のものをパイプに用いたともされています。
和名であるムラサキハシドイは近縁種ハシドイと酷似しており、花が紫色であることから呼ばれるようになったそうです。
ライラックの魅力
ライラックの魅力として非常に特徴的なのが、その甘美な芳香です。花に顔を近付けて香りを楽しめば、それだけで心が穏やかになってくることでしょう。また、花自体も丸みを帯びた可憐な花弁をしており、葉もハート形とも言われる可愛らしい形になるためライラックが一本あるだけで花壇は何倍にも華やかになるかも知れません。
フランスでは「リラの咲く頃」と言えば「最も良い季節」を意味する、という話からもライラックがその魅力によって人々に広く親しまれているということがうかがい知れます。
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ライラックを贈ろう
5月頃、花の咲いた苗を贈るなどすると可憐な花弁だけでなく、甘く芳しい香りを相手に楽しんでもらうことができるので、一層喜んでもらえるのではないでしょうか。
ライラックは花弁の色が多くありますが、どれも鮮やかなため、複数を織り交ぜて贈るのも一案と言えます。その際に気を付けると良いのが「ライラックは色によって花言葉が変わる」という点です。例えば、紫色は”愛”を感じさせるため親しい異性に、白色は”青春”を謳う花になるので若く前途洋々な方に贈ると良いかも知れません。また、もしこだわりたいのであれば、稀にある花弁が5枚のもの(通常は4枚)は幸せの象徴とされているので、探して贈ると相手の喜びもひとしおとなることでしょう。
なお、ライラックは北海道札幌市で市花となっていることからも分かるように、比較的寒冷な気候を好む花木です。贈る相手の住む土地柄についても考慮すると良いかも知れません。