アスターの花言葉
アスターの基本情報
英名 | China aster |
---|---|
学名 | Callistephus chinensis |
別名 | エゾギク |
科 | キク科 |
属 | シオン属 |
季節 | 7~9月 |
花色 | 赤、桃、青、紫、黄、白 |
アスターの特徴は?
アスターの原産地は、中国・朝鮮半島です。宣教師によってヨーロッパに渡り、改良が進んで多くの品種が作られました。日本には江戸時代の中期に渡ってきたとされています。和名では、エゾギク(蝦夷菊)やサツマギク(薩摩菊)とも呼ばれています。気取りのない素朴な花姿が好まれて、お盆の頃に開花する夏の花として親しまれ、愛されてきました。
近年は、いっそう品種改良が進み園芸種も豊富になっています。花色、花姿もバラエティーに富み、豪華な雰囲気の品種も出てきています。
アスターはいつの誕生花?
6/9生まれの有名人
武田双雲
薬師丸ひろ子
アスターの名前の由来って??
アスターの属名である「カリステファス(Callistephus)」の英語名は、ギリシャ語で美しいという意味のkalosと冠を意味するstephosが語源。「美しい冠」という意味になります。菊のように花軸の先端に小さな花が冠のように集まって全体として1個の花のようにみえる花を頭状花と言いますが、アスターも頭状花で「美しい頭状花」つまり「美しい冠」であるというのが由来です。
なお、アスターと花姿も名前も似ている「宿根アスター」は、カリステファス属ではなく「アスター属」の植物です。
アスターの魅力
アスターは、夏の暑い時期に、赤、ピンク、紫、青など、色とりどりの花を咲かせる一年草。咲き方も八重咲きやポンポン咲きなどバリエーションがあります。
花径は小さなものは3~4cm、大きなものは10~15cmくらいと比較的小ぶりな花が多いため、花壇や切り花で主役になることはあまりありません。それでも根強い人気があるのは、素朴さと豊富な色彩でほかの花を引き立てる名脇役になるからなのでしょう。
アスターには「思い出」「追憶」「甘い夢」などのたくさんの花言葉があります。これらの花言葉が象徴するように、何だか郷愁を誘うような素朴さがアスターの最大の魅力ではないでしょうか。
アスターに関連する商品
アスターを贈ろう
可愛らしいアスターを種から育てていっぱいに咲かせるのも楽しそうですね! ポンポン咲きや少し大きめのアスターは、ラウンド型の花が溢れるようなブーケにしても素敵です。ちょっとしたプレゼントにいかがでしょうか。