サザンカの花言葉
サザンカの基本情報
英名 | sasanqua camellia |
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学名 | Camellia sasanqua |
別名 | サザンカ、チャバイ |
科 | ツバキ科 |
属 | ツバキ属 |
季節 | 11~12月 |
花色 | 桃、白、赤など |
サザンカの特徴は?
サザンカは漢字で山茶花と書きます。その姿が思い浮かばなくても童謡の「たき火」の歌詞にも出てくるので聞いたことがあるのではないでしょうか。歌のように枯れ葉を燃やすたき火の煙や生垣の花は初冬の住宅街では良く見る光景でした。
日本原産で、まさに和の花と言える植物です。ツバキに似た形で、初冬の済んだ空気にピンクや白の花をたくさんつけます。
サザンカ美しいと言われる有名なお寺も全国にいくつかあり、ファンが多い花のひとつです。栽培の手間がかからないことからたくさん植えても楽な植物で、庭のある和風の家にはたいてい植えられていました。水はけが良いことだけが条件で、それさえクリアすれば庭植えでも鉢植えでも上手に栽培できるのが特徴です。
サザンカはいつの誕生花?
1/29生まれの有名人
錦織圭
浜田省吾
サザンカの名前の由来って??
日本古来の植物ではありますが、中国でツバキ科を表す「山茶(サンサ)」が「山茶花(サンサカ)」と変化し、サザンカと呼ばれるようになりました。
サザンカは外国でも人気があります。
江戸時代、長崎の出島にいた西欧人の医師がヨーロッパに持ち帰ったことから西欧にも広まったとされています。
サザンカの魅力
サザンカはツバキと大変よく似ています。サザンカも改良が進みツバキと同じ様なピンクや赤に近い色、白や斑入りなど様々な色が存在しています。
園芸種は300を超えると言われツバキと違いが無いように思われますが、ツバキは花がカップ状になり開き切らないのに対し、サザンカは花びらが大きく完全に開きます。ツバキは花が丸ごと落ちますが、サザンカは花びらが一枚一枚散っていきます。またサザンカは10月から咲きだすのに対し、ツバキは12月ごろから咲きだしていきます。このように咲いている様子や散り際を眺めてみるとその違いが明らかです。
サザンカは初冬や冬だけの花と思われがちですが、ハルサザンカという早春から春本番に咲く園芸種もあります。サザンカとツバキの交雑品種として生み出されたハルサザンカは、開花期が2月から5月という温かくなってから咲きだす品種で、春を告げるように咲くのが特徴です。
一重咲きや八重咲など様々で、色も濃い紅色に白い点が入るものや斑入りのものなど個性的な模様を出して目を楽しませてくれます。生垣には特に人気です。サザンカは花色の少なくなる秋口から冬の間を彩り、さらに春の訪れを告げてくれる花でもあります。
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サザンカを贈ろう
サザンカは日本独特の古風な佇まいを残しつつ、品種改良により個性的な色合いを出す美しい花をつけます。独特のピンク色は和でも洋でも似合う可愛らしさがあり、鉢植えでも庭植えでも簡単に楽しめる事から、贈り物としても喜ばれています。長く楽しんでもらうために大切な人へ贈ってみてはいかがでしょう。