スペインのお土産のおすすめは？人気雑貨からグルメまで厳選アイテム15選

素敵な旅の思い出を大切な方にもお裾分け。お土産は、いただく側もその国を少し垣間見るようでとても嬉しいものです。スペインには日本人の舌に合う美味しい食材や名産のオリーブを使ったオーガニックコスメ、カラフルでかわいい食器などお土産に適した商品がたくさん。

日本から遠いスペイン…短期滞在になりがちで観光に食事にと時間は限られています。そこで少しでも効率的にお土産選びをするには、ある程度目途をつけておくことも大事ですね。今回ご紹介するお土産を参考にぜひ効率的に旅を楽しんでくださいね。

それでは、お土産のご紹介をしていきましょう。定番品からおいしい食材・お菓子、話題のコスメや雑貨まで、「今」のスペインを代表するおすすめを厳選してみました。

スペインでは夏は6月末～、冬は12月のクリスマス前後からセールが始まり、旅行する時期によってはお得に買い物できるチャンスも。「これは！」と思うところはぜひ現地でチェックしてみてくださいね。

バルセロナ・マドリードを中心に世界中に愛されるスペインを代表するハイブランド「ロエベ」。皮の素材と品質、クラフトマンシップが光る皮製品はスペイン皇室をはじめ顧客には数々のセレブリティの名が連なります。

旅行を機会にぜひ手に入れたい方にぜひおすすめしたいのはバルセロナのグラシア通りにあるショップ。お店の建物自体がガウディの建築物でお土産選びと一緒に歴史的建築物も必見のお店です。

種類が豊富で日本に比べてリーズナブルなので、スペイン旅行のお土産に訪れる方も多いロエベ。人気はお財布やキーケースなどの小物や、バッグも狙い目です。大切な方へのプレゼントや、がんばった自分へのご褒美や旅の思い出としてじっくり選んでみてください。ちなみにお買い物後に、ブランドの紙袋を持ったままの散策は危険ですので注意が必要です。

世界のオリーブオイル生産量No.1のスペイン。その量は世界でも約40％を占め、イタリアにも輸出されるほど。スペインのオリーブオイルは特に品質が高く、お料理だけでなくコスメに洗剤に離乳食にとさまざまな形に変えられ利用されています。また健康にも良いと言われるオリーブオイルはお土産として家族や親しい間柄の方にも良いですね。

日本ではお高い高級オリーブオイルも、スペインでは普通のスーパーでも見つけられます。たくさんの品種がありますが、少し苦みのあるピクアル(Picual)、フルーティーな香りのアルベキーナ（Albequina)、植物系の風味と辛みが甘い野菜やパンに合うオヒブランカ（hojiblanca)などが有名。

難しく考えず可愛いボトルで選ぶのもあり。ただし瓶は重量があるので買いすぎに注意が必要ですよ。

スペインでチョコレートと言えば真っ先に「バロール」のチョコレートが上がります。バレンシア州発祥のこのチョコラテリアは、寒い時期にはホットチョコレートにチュロスを浸しながら、夏はアイスクリームにミルクシェイクにチョコレートを使用した商品が人気のお店。お土産用のチョコはカフェはもちろんデパート、空港や街のスーパーでも気軽に購入できます。

スペインの市街地にならたいていある「バロールカフェ」。観光や散策に疲れたらぜひカフェでおいしいチョコレートを味わってみてください。

そして帰りはお土産に好みのチョコレートのお持ち帰りを。ミルクチョコレートは日本のものよりかなり甘いので、甘さを緩和するナッツ入りや、カカオ70%以上のビターチョコ、自宅でホットチョコレートを作れる板チョコなどもおすすめです。

日本でも大人気のスペイン陶器。スペインに行ったら絶対買って帰ろうと思っている女性たちも多いでしょう。凝ったデザインと鮮やかな色付けがキレイなセビリア焼きや、ザクロ模様がシックでな「クラダナ焼き」、マドリードの素朴な「タラベラ陶器」など地方によって特徴があります。好みの一品を見つけて自分用や友人へのお土産にしてみてください。

各地方ごとに特色のある焼き物ですが、観光名所であるバルセロナやマドリード市街地なら扱う種類も豊富。どちらかというとデパートよりも小売店や専門店を訪れた方が昔ながらの素朴なものが見つかります。使い勝手の良い小皿からコースター、アヒージョなどを入れるタパス用食器など可愛いものが揃ってますので、厳選しつつ割れないようにパッキングは慎重に。

オリーブの産地であるスペインは、ナチュラルコスメも豊富。その中でも日本未入荷の人気コスメが「Lixone」です。スペインの北・ビルバオ発祥のコスメで、天然のオリーブオイルを使用した肌に優しくエレガントな香りが特徴。石けんをはじめヘアケア、ボディケア用品が揃っています。デパートや空港、お土産売り場のあるドライブウェイなどでも購入可能です。

石けんやシャワージェルなど魅力的な商品が並ぶ中、やはりお土産として人気なのは持ち帰りやすいハンドクリームやリップクリーム。バラまき用としても特別感がありますし、なんと言っても日本では手に入らないコスメです。オリーブオイルに含まれるビタミンEが浸透してお肌がしっとりする使用感に「日本でも販売してほしい！」という声が多数上がる商品です。

現地でも風邪を引いたときや喉の痛いときなどに、好んで飲まれているのがはちみつ入りカモミールティーです。日本でもおしゃれなカフェや海外の輸入品店でも見かける「テ・コンミエル」や、ペルーの紅茶ブランドでスペインにしかないはちみつ入りを販売する「HORNIMANS（ホルニマンス）」は、パッケージも軽くてたくさん買いたいお土産としてぴったりです。

いろんなメーカーから出ているカモミールティー。はちみつ入りのものは「Manzanilla con Miel」と記載されており、通常のものやフルーツフレーバーを加えたものやアイスティーなどもあります。スーパーやデパート、空港でも購入可能で、甘いはちみつの香りに癒されるスペインの代表的なお土産です。

はっきり言いましょう、美食の国・スペインの缶詰は完成度が高い！「お土産に缶詰なんて」という方もいますが、スペインは缶詰の種類の多さでは世界一。とてもおいしいものが多いのです。

日本で買えばそこそこいいお値段のするスペインの缶詰は、グルメな方やワイン好きへのお土産に。デザインもかわいくて選ぶのも楽しく、安価で日持ちするのも助かるグルメ土産です。

実際に缶詰を買うとなると、大量な種類の中から「ほんとに美味しいのはどれ？」と悩んでしまいますね。できるだけ日本人の舌に合うものを探してみましょう。おすすめはタラやタコ、カニ、アサリ、ムール貝などの魚介系。バゲットとワインを添えて食べ比べも楽しそうです。贈る相手にも日本でもバル気分を味わってもらいましょう。

スペインはもちろんヨーロッパでは、パテは日常よく食べられる常備食材。クラッカーに乗せたり、パンにはさんでサンドイッチにしていただきます。スペインでのお土産として特におすすめなのは高級食材・イベリコ豚のレバーを使用したパテ。お手頃価格で手に入るのに高級感のあるパテは、ワイン好きの方へのお土産に喜ばれそうです。

イベリコ豚のパテには瓶入りと缶入りのものなど種類もメーカーによっていろいろ。お値段に比例して少し値の張るものは味も風味も一段と豊かです。とは言え重量も気になるので特別な方や自分用には瓶入り、ばら撒き用には缶入りとしてもいいかもしれませんね。ぜひスーパーやデパートでチェックしてみてくださいね。

スペインはアーモンドの生産量が世界第3位の国。アーモンドをはじめとにかく現地で食べるナッツはおいしい、の一言です。そんなナッツをヌガーやチョコレートに閉じ込めたスペイン伝統のお菓子が「Turrón(トゥロン)」。スペインでは本来クリスマスに食べられるお菓子ですが、観光客にはお土産として人気。専門店では味見もできるので、いろんなトゥロンを試してみてください。

トゥロンにはハードタイプとソフトタイプ、味もヌガーのようなものやチョコレートのものなど味わいが異なります。ただスーパーで販売されているものよりも、おすすめなのは専門店のもの。厳選された素材とこだわりの製法で、中にはランク付けされたものなど「本物」の味を楽しめます。いろいろ試食ができるので、納得した味のものをお土産にできますね。

スペインは、サッカー好きの方にとっては憧れの地。実際にスタジアムに足を運んでツアーを楽しむ方が世界中から集まります。

日本でもスポーツショップなどで扱うグッズもありますが、やはりホームスタジアムに併設されたFCバルセロナやレアルマドリードのオフィシャルショップの規模の大きさには圧倒されます。ユニホームなどもリーズナブルに購入できるのでぜひ足を運んでみてください。

バルセロナかマドリードという観光地にスタジアムがあるので、熱狂的なファンでない限りサッカーファンならどちらでもきっと喜んでもらえるお土産に。少しお値段は張りますが、ユニフォームは好きな名前やナンバーをユニフォームに入れてもらうこともできます。

お子さんのいる方ならベビー服や布団カバーなど男の子の部屋に使えるものや、女性ならスポーツ観戦やパジャマにも可愛いTシャツも素敵なデザインのものがたくさん。

カタルーニャやバスク地方で100年以上も作り続けられている靴。スペイン語では「アルパルガタ」。キャンバス地やコットンで作られ、靴底がジュート（黄麻）でできているものが伝統的なもの。自然素材で作られるため涼しく、カラフルで軽く、日本でも、夏の靴として女性はもちろん男性にも人気がありますね。

もともとは農作業用の靴でしたが、今ではファッションアイテム。お値段も様々です。自分用にも一足いかがですか？

バルセロナへ行ったらぜひ寄りたい老舗。作業靴として履き継がれてきたエスパドリーユ（アルパルガタ）をファッションとして認めさせたのがこの店です。観光客でいつもいっぱい。番号札をもらい順番を待つほど。圧倒的な品揃えで選ぶのは大変かも。価格もお手頃なものからあるのでお土産にも最高です。

スペイン料理と聞いて、まず頭に浮かぶのはパエリアではありませんか？もともとはバレンシア地方で稲作に来ていたイスラム系の人達から始まったと言われています。火をおこし、鍋を置き、お米やその時身近にあった材料で作ったそうです。今多く食べられているシーフードのパエリアは進化したもので、もともとはソーセージやお肉が入ったものが基本です。

パエリアを作るとなると、まずサフラン、それからニンニクや様々な香辛料・・・それらの手間がこのパエリアの素で省けます。残念ながらインスタントラーメンのようにお湯だけとは行きませんが、カレーを作る時にカレールーを使う感じ、と思ってください。

でも大切なのは味付けなので、材料は用意しなければなりませんがこれがあると簡単に本場のパエリアの味になりますよ。どこのスーパーでも簡単に見つかるはず。

スペインの誇る建築家、アントニ・ガウディは19〜20世紀にかけ、バルセロナを中心活躍しました。彼の手がけた建築物はユネスコの世界遺産に登録されたものが数多くあります。いまだに建設途中の「サグラダファミリア」はスペイン一の観光スポットでしょう。バルセロナではグエル公園、カサ・ミラなども見逃せないスポットです。

ガウディのモチーフをデザインしたグッズは、スペインそのもののようでカラフルで楽しいお土産です。バルセロナ市内のお土産屋さんで売られていますが、オリジナルのものが欲しければミュージアムショップですね。観光の最後に必ずショップものぞいてみればお土産を探す時間を節約できるというもの。

サグラダファミリア、カサ・ミラ、グエル公園などそれぞれのデザインを生かしたオブジェや雑貨が売られていますよ。

サフランライスなどでおなじみのサフランですが、サフランのめしべを乾燥させて作ります。一つの花からはほんの少量しか取れない上、機械生産ができず、全て手作業。そのため世界で最も高価なスパイスと言われています。でもほんの少しで輝くような金色にしてくれる素敵なスパイスですね。パエリアにも絶対に欠かせません。

日本で買うととても高いサフランですが、スペインではお手頃な値段で手に入ります。なぜならサフランの生産量が世界一だからです。特にスーパでは格安。同じ量でも空港で買うと高くつきますので必ずスーパーでの購入をおすすめします。

ちなみにスペインで一番大手のスーパーは「Mercadona」ほとんどの都市に必ずあるのでチェックしてみてください。スパイス以外にも、ばらまき用に良さそうなものもたくさん見つかります。

シェリー酒とは英語でスペイン語ではビノ・デ・ヘレスと呼ばれるお酒は白ワインにブランデーなどを加えて作ります。そのためワインより少しアルコール度数が高くなり、また独特の風味も加わります。熟成した香ばしさ、ワインと違った魅力で最近は日本でも人気が出てきました。

アンダルシアと特定の地域で作られたものだけがシェリー酒と名乗ることができます。

シェリー酒には甘口、辛口があり、食前にはすっきりとした辛口、食後にデザートワインとして楽しむのならまったりとした甘口や極甘口。また食事と一緒に楽しむのならやや辛口のブレンドものが良いでしょう。用途に合わせて選べるのがシェリー酒です。シェリー酒を作るぶどうは種類も多く、発酵、熟成、そしてブレンドで様々な種類があります。

専門店では試飲ができることもありますが、空港では割安で買える、といったメリットも。お土産やさんではセットになった小瓶もありますよ。

スペイン旅行の楽しさが伝わる人気のお土産。「コレ絶対買って帰ろう！」と思うものはありましたか？スペインにはここで紹介しきれない素敵なものがまだまだたくさん。でも事前にある程度目星をつけたら、旅の貴重な時間も上手に使うことができますよね。

美味しい物をたくさんいただいて、刺激的で美しいものをたくさん見て、素晴らしい旅の思い出を作ってきてくださいね！