マドリードのお土産｜地元民から愛される伝統ブランドなどおすすめ品10選

マドリードは他のヨーロッパの首都より物価が安く、陽気で気前の良い人も多い都市。外国人にとってすごしやすいとされる町のひとつで、お土産選びに入った店でも多くのフレンドリーなスペイン人に出会えます。

もちろん、人だけでなく、お土産として優秀なアイテムも満載。このページでは、マドリードで訪れたいお店とお土産リストに入れたいアイテムをまとめました。

スペインはオリーブオイルの生産量世界一位の国。世界で生産されるオリーブオイルの半分はスペインでつくられているともいわれます。そのため、スーパーなどでも安くて質が良いオリーブオイルを購入することができます。中でもおすすめなのは、オリーブオイルの一番搾りで最上級の品質を誇るエクストラバージンオリーブオイル。風味豊かでお土産にすると非常に喜ばれます。

オリーブオイルをお土産にするならスーパーマーケットより豊富な種類のオリーブオイルが揃っている専門店がおすすめ。地下鉄アロンソ・マルティネス駅近くにあるオリーブオイル専門店 Patrimonio Comunal Olivarero（パトリモニオ）は、国内産のオリーブオイルを数多く取り扱っており、品揃えはマドリードNo.1です。

ボトルだけでなくミニサイズもあるのでお土産に最適。周辺はお店が多く、ショッピングついでに立ち寄れます。

スペインはワインの生産量が世界第3位のワイン大国。スペイン名物のスパークリングワイン・カヴァやアルコール度数の高いシェリー酒など有名なものがあったり、青色のワインがあったりと独自のワイン文化を持っています。

そんなスペインの首都マドリードには、大都市ながらブドウ畑のあるエリアもあり、生産量は400万本以上。スーパーなどでも種類豊富なワインが並んでるので、お土産選びが楽しいです！

マドリードは、ローマ帝国時代からワインがつくられており、中世には王室御用達のワインの産地でした。マドリードワインは特に風味が豊かなのが特徴。

そんなワインのお土産を選ぶのにおすすめなのは、フランスなどの欧州やアメリカにも展開するワインショップLavinia（ラヴィニア）の本店です。種類豊富なワインの試飲ができるほか、産地別でコーナーが組まれているので、産地で特徴の出るスペインワインを選ぶのにぴったり。

マドリードで有名なスミレキャンディの専門店がこちら。スミレの産地として有名なマドリードの山岳地帯でとれるスミレからエキスを抽出したキャンディは、独特な香りながらクセになる味です。量り売りのキャンディは種類豊富で、代表的なスミレの花の形の他、形違いやムースタイプ、ヌガータイプなども揃っています。お土産として有名なだけでなく、地元民にも愛されるキャンディです。

このスミレキャンディ、珍しい上に可愛いのでマドリードのお土産として大変優秀です。スタンダードタイプのスミレの形のキャンディは、5枚の花弁に鮮やかなバイオレット、スミレの香りとスミレを忠実に再現。とにかく見た目が可愛いうえに100グラム1.2ユーロ（150円ほど）でコスパも良好。

また、お土産用の紙製の箱や陶器、ガラス瓶、缶など、可愛いパッケージを選べるのもポイントです。

エスパドリーユとは、靴底をジュート縄で編んだ帆布や木綿素材のサンダルのこと。18世紀のスペイン・バスク地方やカタルーニャ地方の庶民の人々に使われてきた伝統靴です。現代ではさまざまなデザインのものが売り出され、スペイン旅行の定番土産となっています。マドリードでこのエスパドリーユを買うなら、老舗有名店であるカサ・エルナンスがおすすめです。

カサ・エルナンスはマドリードNo.1人気のエスパドリーユ専門店。世界各国の人が連日行列をつくっています。その人気の理由は、安さと種類の多さ。

並んでいる間はショーウィンドウのエスパドリーユを眺めていられますが、それだけでもすぐ時間がたってしまうほどのバリュエーション。1足10ユーロ（1300円ほど）～。170年の歴史あるお店で、好みのエスパドリーユを選んでお土産にすることができるおすすめ店です！

観光者にとってスペイン料理の代表といえばパエリア！このパエリアの本場の味を家庭で再現できるのが、パエリアキットです。具材と一緒に煮込むだけの米とスープのセットやスープ、粉末のパエリアの素など、マドリードではさまざまなパエリアグッズが販売されています。日本でもスペイン・バルやスペイン料理が身近になってきている中で、きっと喜ばれるお土産となるでしょう。

パエリアのグッズを買うならスーパーマーケットや空港がおすすめです。空港にはセットのものがお土産用としてたくさん売り出されています。スープや素の種類が豊富なのはスーパーマーケットです。マドリードで買い物しやすいのは、ソル駅すぐにあるEL CORTE INGLEB（エル・コルテ・イングレス）というデパート内のスーパーマーケットです。アクセス良く、品ぞろえも豊富。

マドリードで生まれ、100年以上ヨーロッパで愛され続けている人気ブランドがこちら。保湿力が高く、唇や膝、かかとなどの保湿に最適。それだけでなく、練り香水として使用できる多機能バームです。1つ4ユーロほどでコストパフォーマンスもばっちり。バラマキ用にぴったりなお土産です。

パッケージがレトロで可愛いのもお土産としておすすめのポイントです。甘さの中にスパイシー香るレッドカラントのピンク缶、ストロベリーの赤、バニラの緑、スミレの青など、缶の色で香りの種類が異なります。前項でもご紹介したEL CORTE INGLEBのデパート・マドリード本店がおすすめ。ここなら全ての種類の缶を購入できます。

扇子といえば日本ですが、実はスペインでもちらほら見かけます。というのも、16世紀の南蛮貿易で扇子がヨーロッパに広まったため。ソル駅付近に2店舗を構えるカサ・デ・ディエゴは、創業1823年のお店。色とりどりの扇子や傘を取り扱う老舗店です。遠く離れたマドリードの地で作られた歴史ある扇子のお土産というのもイキではないでしょうか。

お店はソル駅1分地点に1店舗、5分地点に1店舗あります。観光地マヨール広場からも近く、最高の立地。どちらのお店も華やかな扇子や傘を前面に出しており、非常に分かりやすいです。店内は伝統的な扇子だけでなく、レース地に刺繍のあるオシャレなものや、スペインの闘牛をあしらったもの、闘牛士が着ている服のようなデザインも揃っています。

トゥロンは、ヌガーのことで、スペインのクリスマスに欠かせない伝統菓子です。クリスマス菓子ですが、スーパーマーケットや専門店で1年中売られているお土産の定番品です。トゥロンを買うならこだわってつくられた高ランクのヴィセンスがおすすめ。スペイン中で展開するトゥロン専門店で、マドリードにも1店舗お店があります。

ヴィセンスは、1775年から続くトゥロンの老舗店。材料や製法にこだわった香りも食感も抜群のトゥロンを提供しています。種類も豊富で、ブランドで扱うトゥロンは150種類以上。スタンダードタイプやソフトタイプ、カロリーの気になる人向けの砂糖不使用のトゥロンなど、贈る人の好みに合ったお土産選びができますね。

チョコレートの原料であるカカオをヨーロッパでいち早く国内に持ち込んだスペインでは、有名なチョコブランドがいくつか存在します。その中で最も有名なのがカカオサンパカ。カカオサンパカはバルセロナ発のブランドで、スペイン王室御用達の高級チョコレートとして世界中で人気を集めています。

マドリードにも店舗があるので、世界に名を轟かせるチョコをお土産にするチャンスです！

カカオサンパカでは素材にこだわり、カカオの選別から製造に至るまでの全行程を管理。高品質で美味しいチョコをつくり続けています。マドリードのお店は明るくモダンなデザイン。さまざまなチョコレートから好きなものを選んで箱で購入できます。

4個入り4.35ユーロ（約560円）、9個入り10.5ユーロ（約1400円）、16個入り15.9ユーロ（約2000円）。チョコ好きにはたまらないお土産となるでしょう。

スペイン料理といえば、パエリアの他に生ハムを思い浮かべる人も多いでしょうが、生ハムの日本への持ち込みは厳しいもの。そんな生ハムの味覚をお土産にしたいという方におすすめなのが、プリングルズ・スペイン限定フレーバーの生ハム味。スペイン国内の大きなスーパーで購入できて、バラマキ用にも最適です。

プリングルズは日本人にも馴染みがあるスナック菓子ですが、生ハム味は日本では手に入らない限定品。スペイン旅行ならではのお土産となりますね。気になるお味は、「濃い味でお酒に合う」「生ハムの香りが良い」「美味しい」と評判です。スーパーで1.72ユーロ（220円ほど）とお買い得。