親孝行ってなんだろう？その意味や親孝行に繋がる行動を紹介！

親孝行していますか？大切に育ててくれた親、今でもお世話になっている親に恩返ししたいとは常々思っているけど・・・具体的に何をすればいいかわからない！という方も多いのではないでしょうか。こちらでは親孝行についての詳しい説明と、親孝行にまつわるあれこれ、今からできる親孝行のアイデアをご紹介していきます。

大切な両親に何ができるか？と考えている方必見です！ぜひ参考にしてくださいね♪

まずは親孝行について詳しくご説明していきます。「親孝行」という言葉はよく聞きますが、実際はどういうことを意味するのでしょうか。また自分のどんな行動が親孝行と言われると思いますか？親孝行の定義について見ていきましょう。

親孝行という言葉を辞書で調べると、『親を大切にし、真心をもってよく尽くすこと。』とあります。親孝行とは、親に何かをしてあげたり何か買ってあげたりすることではありません。親という存在そのものを大切に思うこと、親を純粋な心で敬うこと、親に対して誠実でいることなどが、親孝行の本質なのです。

親というものは一番近い存在で、いるのが当然のこと、してくれるのが当たり前だと思いがちです。そうすると、尊敬する気持ちを自然に持つことが難しくなってしまいます。生活のため、子供を育てるため、かけがえのない家族の時間を過ごすために、親は尽力してくれているのです。改めて親に感謝し、敬う心を常に持つことが、親孝行だと言えるのではないでしょうか。

若い時には反抗したり、生活態度で心配をかけたりすることもあります。大人になって親元を離れ、顔を見せることも少なくなってしまったという方もいるでしょう。親の立場になって、親の気持ちを考えて行動するということも親孝行です。親に極力心配をかけないよう心がけたり、たまに声を聞かせたりすることで親は安心でき、それだけでも立派な親孝行をしていることになるのです。

子供がいくつになっても、親の一番の幸せは子供が幸せでいることです。あなたが健康でいること、日々を楽しく過ごしていることこそが親孝行になります。簡単に思えますが、いつも元気に笑顔で過ごし、親に心配をかけないことが大切です。不摂生せず、健康でいるように心掛けましょうね♪

日本には、親孝行に関連したことわざがいくつかあります。聞いたことのあることわざもあると思いますが、これって親孝行のことわざだったの！？と驚かれるものもあるかもしれません。親孝行にまつわることわざと、その持つ意味を詳しくご説明していきます！

このことわざの石が示すのは「墓石」のことです。墓石に布団をかけてあげてもそれは無駄なことという意味です。親が生きているうちに孝行しなければ、親が死んだあと後悔しても間に合いませんよ！ということを表すことわざです。

いつまでも親は子供の面倒を見られるわけではありません。親はいつか死ぬものですし、お金もあると思っていても使えばなくなってしまいます。このことわざは、誰かに頼る心を捨て節約して生きていきましょうという、子供の独立心を養い、倹約を心がけよという戒めの意味を持っています。

安政の大獄で処刑される吉田松陰が、処刑執行の1週間前に詠んだ歌です。子が親を思う気持ち以上に、親の子に対する慈愛はさらに大きいという意味を示します。子供が親を大切に思うその何倍も、親は子供に愛情を注いでいる。それが親心というものなんですね♪

親孝行したいという気持ちは世界共通です。世界の人々が親にしたい思う「4大親孝行」というものがあるとご存知でしたか？こちらでひとつずつご紹介をしていきます。どの国でも親という存在を大事に思い、親のために何かしたいという思いを実感できますよ！

子供の頃から、旅行というのは親に連れて行ってもらうものでしたね。大人になって親孝行しようと思い立った時、今度は自分が親を旅行に連れて行ってあげよう！と思う方がとても多くいらっしゃいます。旅行というのはお金もかかりますので、親の分の費用も出すことで立派な大人に成長した姿を見せられます。

そして、昔のように一緒に楽しい時間を過ごすことこそが嬉しく、親孝行してもらってると親は実感できることでしょう。

ライフスタイルや価値観が多様化した現代では、結婚しないという選択肢も当たり前のことになってきました。しかし親というものは、やはり子供には人生の伴侶を見つけて欲しいと思うものです。「親孝行=結婚」「結婚しない=親不孝」という考えが根強い国もあるんですよ！

日本でも、結婚して親を安心させることが親孝行という考えが少なからずあると、覚えておいてくださいね。

結婚の次はやっぱり孫です。結婚して子供をもうけ、親を祖父母にしてあげることで親孝行したいと考える方が多くいらっしゃいます。それ以上に「孫の顔が見たい」と希望する親は多いかもしれません。孫ができるということは、自分の子供も親になるということ。それは親にとって感慨深く、同時にとても幸せなことであるでしょう。

親の老後のお世話をすることで、親孝行したいという考えもあります。育て上げてくれた親、何十年もお世話になり、ずっと見守っていてくれた親に対し、今度は自分が尽くそうと思うのは自然のことです。なかなか体を自由に動かすことが難しくなった父母を支え、これまでの感謝の気持ちを込め、少しでもご恩を返していけたら嬉しいですね。

結婚や孫の顔を見せるというのは、今すぐには難しいかもしれません。簡単な方法で、思い立ったらすぐにでもできる親孝行をご紹介します！こんなことでいいの？と思うことでも、親にとったら充分親孝行になることがたくさんあります。あなたの行動できることを見つけて、ぜひ実践してみてくださいね♪

独り暮らしや就職、結婚をして親元を離れると、なかなか親と話す機会もなくなってしまいますね。遠方で直接会うということは叶わなくても、電話でしたら思い付いた時にすぐすることができます。特に用事はなくても、こちらの元気な声を聞かせるだけで安心できるものです。こまめに連絡をしてあげてくださいね♪

お父さんやお母さんの誕生日、両親の結婚記念日はちゃんと日付を把握していますか？年間通してあるイベントをお祝いするのも、立派な親孝行ですよ♪高価なプレゼントを買ったり、豪華な食事をお祝いしたりする必要はありません。もちろんプレゼントや食事を贈るのも喜んでもらえますが、ただ「おめでとう」という心からの言葉や、短くても手書きにメッセージカードなどを贈るだけで、親はきっと満足してくれることでしょう。

親にはいつまでも元気に健康でいてもらいたいものですよね。親の健康を気遣うことは、最初にお話しした「親を大切に思う」ことに繋がります。そして、それを態度で表すことで子供の気遣いが感じられ、親は嬉しいと感じることでしょう。「無理しないで、体を休めてね」「お酒もたばこもほどほどにね」と、直接声をかけてあげるようにしましょう。

ご両親は何か趣味をお持ちですか？親の趣味や好きなことに興味を持つことも、親孝行になるんですよ♪趣味の話しをたくさん聞いて、共感してあげるだけでも嬉しい気分になれるものです。そして時には、可能であれば一緒にやってみるというのをおすすめします。趣味を通して楽しい瞬間を共有できるというのは、親にとってはかけがえのない時間となることでしょう！

親孝行とは親を敬うこととご説明しましたが、やはり口に出して言ってもらえるととても気分がいいですよね。親を尊敬し、その思いを照れずに伝えられるようにしましょう。日常のささいなことで構いません。「お母さんの料理は本当においしい♪練習してもこの味は出せない！」「お父さんって昔から本当に物知りだよね♡」などと言って、喜ばせちゃいましょう！

ことわざでもご紹介した通り、親はいつまでもいつまでもいてくれるものではありません。何か残ることをしてあげなきゃ！ではなく、日々親に感謝し、常に敬う心を持つことが親孝行です。親孝行したいと、親のことを想ってくれる気持ちだけで、お父さんお母さんは充分嬉しいものですよ。そして何より自分自身が健康で幸せでいること。それが親の一番の幸せでしたね♪